俳優の向井理さんが主演を務める連続ドラマ「パリピ孔明」（フジテレビ系、水曜午後10時）の第1話が9月27日に放送された。主人公の諸葛孔明を演じる向井理さんの演技に、視聴者の注目が集まった。

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　◇以下、ネタバレがあります

　ドラマは、「ヤングマガジン」（講談社）で連載中の人気同名マンガ（四葉夕トさん原作、小川亮さん作画）が原作。三国志の英雄で天才軍師・諸葛孔明が若かりし姿で現代の日本に転生し、ハロウィーンでにぎわう夜の渋谷に降り立つ。歌手を目指す月見英子（上白石萌歌さん）の歌に心を打たれ、自ら軍師（マネジャー）となって英子をサポートしていくことを決意する……という“音楽青春コメディー”だ。

　第1話では、魏・呉・蜀の三つの国が天下の覇権を争う三国時代、病に倒れ息を引き取った孔明が目を開けると、そこは2023年ハロウィーンの渋谷だった。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス「BBラウンジ」で、孔明は英子のステージを見て、その歌声に魅了される。

　翌日、目を覚ました孔明は現代文明に戸惑いながらも、あっという間にスマホを使いこなす。BBラウンジのオーナー・小林（森山未來さん）と顔を合わせると、「私、姓は諸葛、名は亮、字を孔明と申します」とあいさつ。小林は熱烈な三国志オタクで、孔明と三国志談義で盛り上がる。上機嫌になった小林は、孔明をアルバイトとして採用することに。

　仕事からの帰り道、歌手を辞めようかと悩む英子を励ます孔明。歌手を目指してきた英子の夢をかなえてあげたい、と思った孔明は「私が、あなたの軍師になります」と宣言する。

　後日、英子と共にイベントを訪れた孔明は、人気シンガーのミア西表（菅原小春さん）にあいさつする。ミアは金曜日に行われるイベントに英子を出演させてくれるといい、英子は大喜び。しかし、ミアは自分と同時間に別フロアで英子に歌わせ、自身のステージに人を集めようと考えていたのだった。孔明は、英子のステージを満員にするため、軍師としてある作戦を決行する。

　向井さんの演技について、SNSでは「向井理で正解だったわ」「テルマエの阿部寛思い出すw 向井理こういう役もやるのね」「神作の予感」「これをガチで演ってる向井理ジワる」「向井理氏の孔明役がドンピシャだし、思っていた以上におもしろい」「向井理は意地悪な役とか多いけど今回の孔明は違う一面が見れてる気がする」「向井理様、孔明ハマる！」など、絶賛の声が続出。

　また、BBラウンジで働き始めた孔明がバーテンダーとして腕を振るう姿も描かれたが、芸能界に入る前はバーテンダーとして働いていた向井さんが、見事なシェイカーさばきを披露。視聴者からは「元バーテンダー向井理の本領がここにて発揮！」「バーテンしてるパリピ孔明な向井理かっこよすぎるやろ」「きた！　みんな大好きバーテンダーの向井理！！」といった声も上がっていた。