ブギウギ:“アホのおっちゃん”岡部たかしへの「義理と人情」 視聴者「お母ちゃんの言葉がしみる」「素性が気になる」の声も

連続テレビ小説「ブギウギ」第2回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「ブギウギ」第2回の一場面(C)NHK

 俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第2回が10月3日に放送された。ツヤ(水川あさみさん)がアホのおっちゃん(岡部たかしさん)への「義理と人情」を語る場面があり、視聴者が反応した。

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 第2回では、母ツヤがアホのおっちゃんをいつもタダで銭湯に入れていることが気になった鈴子(澤井梨丘さん)が、その理由を尋ねる。ツヤは「おっちゃんなあ、この店の初めてのお客さんやねん」と返した。

 ツヤと梅吉(柳葉敏郎さん)は、15年前に香川から大阪に出てきて、さまざまな仕事をしてきたという。ある日、梅吉が「お風呂屋さんやりたい」と言い出し、銭湯を始めることに。初日はなかなか客が入らなかったが、そこにアホのおっちゃんがやって来て「お風呂一つおくれ。10万円もっとったんやけど、落としてしもうたんや」と告げた。

 ツヤは梅吉に「タダで入れたってあんたは気ええかもしれんけど、お店出すのになんぼかかったか分かってんのかいな」と言うが、梅吉は「験担ぎやがな。なんか見返りあるかもしれんがな」と返した。

 お風呂から上がったアホのおっちゃんは、お礼として銭湯の電気看板を作ってくれた。ツヤは「それでお客さんがゾロゾロ増えたわけやないけど、やっぱり一番に来てくれたお客さんやったからお父ちゃんもうれしかったやろうし、お母ちゃんもケチ臭いこと言うたけど、アホのおっちゃんが気持ちよさそうにお風呂入ってんの見て、お風呂屋さんもやりがいがあるな思ったんよ」と笑った。

 ツヤが「おっちゃんは恩人や。義理があんねん。義理を返すのが人情や」と話すと、鈴子は「はあ~」と感心した様子だった。

 SNSでは「アホのおっちゃんのタダの訳もわかり納得。お母ちゃんの言葉がしみる」「ツヤさんの言う『義理と人情』の意味が良くわかりました」「アホのおっちゃんは何者なんだ……」「ボロボロの身なりだけどそれなりの技術はあるってことは、何かしら過去があるんやろな」「アホのおっちゃんの素性が気になる~」といった声が寄せられた。

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