桜田ひより:芸歴15年「今年が一番充実」 「家政夫のミタゾノ」新家政婦役で「新しい風を」

10月10日スタートの連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」に出演する桜田ひよりさん
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10月10日スタートの連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」に出演する桜田ひよりさん

 10月10日スタートの連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系、火曜午後9時)で、新人家政婦役を演じる桜田ひよりさん。今回で第6シリーズを迎える人気作への参加に「新しい風を吹かせられたらいいな」と意気込む。今クールは、14日スタートの「あたりのキッチン!」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)で主演も務める。ドラマに引っ張りだこの桜田さんに、充実度が高まっているという俳優業について聞いた。

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 ◇シリーズ初参加も、すんなり“なじんでいる”?

 「家政夫のミタゾノ」はTOKIOの松岡昌宏さん主演で、2016年10月期にスタート。女装した大柄な家政夫のミタゾノさんが、派遣された家庭や家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”をスッキリと落としていく……というヒューマンドラマだ。

 桜田さんが今作で演じるのは、ミタゾノさんらが所属する「むすび家政婦紹介所」にやってきた新人家政婦・矢口実優。20歳だが肝が据わっており、人生経験が豊富そうな言動が目立つ……というキャラクター。桜田さんは「すごくコミカルなキャラクターになっていると思います!」とアピールする。

 「大人びているけど女子高生っぽさもあったり……にじみ出るアンバランス感が面白くなっていると思います。感情表現がすごく豊かなので、演技では喜怒哀楽がハッキリ分かるよう意識していて。身ぶり、手ぶりがすごく多いので、舞台演技に近い感じかもしれません」

 「ミタゾノ」の新人家政婦役といえば、これまで川栄李奈さんや、飯豊まりえさん、山本舞香さんら若手人気女優が演じてきた役柄。

 「毎シーズンすごくステキなヒロインが登場しているので、プレッシャーはありました。でも、実優ちゃんという、これまでのヒロインとまたひと味違った役をいただけたので、新しい風を吹かせられたらいいなと。人との距離感を詰めるのが早い子なので、意外とすんなりミタゾノさんたちに“なじんでいる”と思います(笑い)」

 ◇同年代の友達から「人生相談多い」

 人生経験が豊富という実優。「桜田さんは?」と尋ねると、「え~(笑い)」と悩みながらも、「同い年の子たちに比べると少しは……?」との答えが。

 「5歳から大人の方たちとお仕事をしているからか、大人びて見られて。同年代の友達からは人生相談をされることが結構多いです。自分の話を聞いてもらうことはほぼなくて、聞き役が多いです(笑い)」

 幼少期から子役として活動し、芸歴は15年以上。現在は数々のドラマ、映画で活躍しており、今年だけでもすでに4作のドラマに出演している。俳優業の充実度を聞くと、「今年が一番です!」と笑顔を見せる。

 「オファーをいただけてうれしいですし、ありがたいなと思います。現状に甘えず一つ一つのお仕事にしっかりと向き合って、全力で挑戦していき、そして来年は今年よりも、再来年は来年よりも、どんどん充実していきたいです」

 「家政夫のミタゾノ」は、“久々のコメディー”になるという。

 「コメディーは演じることが楽しいですけど、難しさもあります。テンポ感がすごく大切で、テンポがうまくハマらないと、台本で面白い部分も面白くなくなってしまう。共演者や監督と構成を練りながら撮影しました」

 目標は「コメディー、サスペンス、シリアス……どんなジャンルも演じられる俳優」。多忙な毎日も、夢に向かってまい進する。

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