二宮和也:「下手なことはできない」 中谷美紀、大沢たかおからの“称賛”に「気持ちが引き締まる」

ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に出演する二宮和也さん(C)フジテレビ
1 / 3
ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に出演する二宮和也さん(C)フジテレビ

 10月9日にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜午後9時)。中谷美紀さん、大沢たかおさんと共にトリプル主演を務める二宮和也さんが、初共演の2人のことや、ドラマにかける思いを語った。

ウナギノボリ

 ドラマは、クリスマスイブの1日の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。横浜の埠頭(ふとう)で起きた銃殺事件の容疑をかけられた記憶喪失の勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ、二宮さん)、横浜・関内で三代続く老舗レストランでクリスマスディナーの準備に追われている孤高のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお、大沢さん)、銃殺事件の現場に直行したローカルテレビ局「テレビ横浜」の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう、中谷さん)、それぞれ別の人生を歩む3人の男女の物語が並行して進み、最後に運命の交錯を果たす。

 1日の出来事を描くドラマだが「奇をてらった設定とは感じない」という。

 「今知る限りでは、あまり1日にとらわれ過ぎなくてもいいのかなと思います。1話の冒頭も5年前の話とかなので。時間軸を意識するのではなく、内容をブラッシュアップしていきたい。僕らが任されている“逃亡編”をしっかりと仕上げて、いい作品にすることが重要だと思います」

 物語は「逃亡犯」「報道キャスター」「孤高のシェフ」の三つの話が、それぞれ並行に進んでいく。3人の主演が画面上で共演を果たすかどうかは、明かされていない。

 “3人の集結”については「必然性があれば」と言い、「無理にそろえるくらいだったらいらないと思っています。3人が集まる意味があれば、かな。そろったところがゴールではないだろうし、もしそろわなくてもお二人とは共演できる機会があると思います。フラットに待っているだけです」

 本作の主演3人が発表された時、大沢さんは「トップクラスの俳優」と、中谷さんも「無理に力まないそのお芝居に直接間近に触れることができることを楽しみにしている」と称賛のコメントをしていた。

 二宮さんは「先輩方に褒めていただけるなんて……」と恐縮する。「僕自身、大沢さんや中谷さんが出演されたドラマや映画を見て育った世代。今回、同じフレームに入るのは少ない可能性が高いですが、僕にとっては感謝です」

 一方で「へたなことはできない」といい、「お二人に面白いと言っていただける作品にしないといけない。うれしさもありますが、気持ちが引き締まるという方が強いですね。お二人にとっても、週に1回の楽しみになる作品にしたいですし、そのクオリティーを目指したいです」と締めくくった。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画