相棒 season22:右京、社美彌子に「失望」とブチ切れ 「社さんとも決裂」「遂に正面衝突」(ネタバレあり)

「相棒 season22」第2話の一場面=テレビ朝日提供
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「相棒 season22」第2話の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系、水曜午後9時)第2話が10月25日に放送された。同話では、第1話の続きが展開。杉下右京(水谷豊さん)が内閣情報調査室のトップ・社美彌子(やしろ・みやこ、仲間由紀恵さん)に「失望しました」と静かにブチ切れた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」の右京が天才的頭脳で推理し、バディーと数々の難事件を解決する刑事ドラマ。2000年にスタートし、これまで亀山薫(寺脇康文さん)、神戸尊(及川光博さん)、甲斐享(成宮寛貴さん)、冠城亘(反町隆史さん)の相棒4人が誕生。season21で、初代相棒の薫とseason7以来の“コンビ復活”を果たし、今シーズンは再会2年目に入る。

 第1話のラストで、宗教団体「微笑(ほほえ)みの楽園」信者に銃撃された美彌子は、一命を取り留めた。第2話では、右京と薫は引き続き、「微笑みの楽園」に潜入捜査していた警視庁公安部の捜査員・鶴見征一(市川知宏さん)を追った。

 右京と薫の捜査で、1年前に起きた教団による爆弾テロを主導し、美彌子を銃撃することを指示したのは、鶴見だったことが判明。鶴見は公安部部長・御法川誠太郎(田中美央さん)とずっとつながっており、教団を潰すために爆弾テロを起こさせ、公安の弱みを探っていた美彌子を狙ったのだった。

 鶴見は国外逃亡を図るが、そこに上原阿佐子(栗山千明さん)が現れ襲い掛かる。阿佐子は一年前の爆弾テロに巻き込まれ婚約者を亡くしており、鶴見に復讐(ふくしゅう)するため、特命係に「婚約者を探してほしい」と依頼したのだった。阿佐子の復讐は、右京と薫がすんでのところで阻止した。

 事件が発覚し、御法川は罷免される。御法川の罷免には、美彌子や警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太さん)らが関わっていた。右京は、美彌子が「政治」のために特命係に事件捜査をけしかけたことを見破る。

 退院した美彌子のもとに向かった特命係。右京は開口一番に「あなたには失望しました」と言い放つ。どこ吹く風の美彌子に、右京は「隠蔽(いんぺい)を知りながら黙認していた衣笠副総監をはじめ、上の上まで追及するべき事案」と静かに怒る。

 一方の美彌子は「組織ってそう簡単じゃないのよ。離れ小島の特命係には分からないだろうけど」と皮肉を込めつつ、「警察組織を改革するには私自身が中枢に立つ必要がある。内調のトップなんて通過点でしかないわ。警察官のトップに立ってこそ、この国を真の意味で守れる」と野望を語った。

 薫は「真相は闇の中……はもう飽き飽きです」、右京は「あなたがやらないなら、我々でやります」と言い、美彌子との関係は“決裂”した。

 SNSでは「社さんとも決裂するのか……」「遂に正面衝突」「右京さんブチ切れ」「今シーズンも波乱の幕開けって感じ」「本当の改革がやれるのはチーム右京しかない!!」「特命係、暴れてくれ」といった声が次々と上がっていた。

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