海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第22回が10月31日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)の祖母・トシを演じる三林京子さんの存在感ある演技が、視聴者の間で話題になった。
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第22回では、自身が梅吉(柳葉敏郎さん)とツヤ(水川あさみさん)の子供ではないと知ったスズ子。実母・キヌ(中越典子さん)から自分が生まれたときの話を聞き、衝撃を受ける。スズ子はぼう然として、フラフラと歩きだし、幼い頃にツヤとキヌに連れられて遊んだ川を訪れた。
一方、大西家では、六郎(黒崎煌代さん)やタカ(西村亜矢子さん)、トシらが、一晩帰ってこなかったスズ子を心配して待ちわびていた。おぼつかない足取りで、ずぶぬれのまま帰宅したスズ子を、六郎が力強く抱きしめた。
その夜、トシはスズ子の出生について秘密にしていたことを謝る。トシは「ツヤはな、スズ子が大切で大切で、もうおかしなるぐらい大切で。スズ子の心も体も、みんな自分のもんにしたなったんや。どこへも渡したくなくなったんや」と、ツヤの行動はスズ子を愛するがゆえのものであったと話す。
トシは、孫のスズ子も六郎も大好きで大切だが、自分の子供であるツヤやタカのほうが大切だと語る。そして、「ツヤもな、スズ子を自分のほんまの子やと思とるんよ。けど、スズ子は知ってもうた。それをツヤに言うのは、もうスズ子の問題や。おばあちゃんはツヤのお母ちゃんやけん、ツヤが悲しむのは見とうない。けど、スズ子はスズ子で一人の人間や。スズ子が苦しなったら、言うてもええと思う」と伝えた。
SNSでは「三林京子さんだからこその説得力」「存在そのものがいるだけで見てて安心する」「圧倒的な存在感と包容力よ」「心の中に住まわせたい三林京子さんがまた一人増えたな」「トシさんかっこいいなあ」など、称賛の声が上がっていた。
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