ブギウギ:ツヤ「行ってきなはれ」とスズ子の背中押す 「根性無し」と呼び合う家族に「大号泣」「すてきやな」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第25回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第25回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第25回が11月3日に放送された。ツヤ(水川あさみさん)が「東京へ行きたい」というスズ子(趣里さん)の背中を押し、家族で「根性無し」と呼び合いながら抱き合うシーンが視聴者の間で話題になった。

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 第25回では、スズ子たちは、林部長(橋本じゅんさん)から大和礼子(蒼井優さん)が出産後に病院で亡くなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和がUSKに入団してから、ずっと会っていなかった大和の両親と出会う。

 一方、スズ子は東京行きの件でツヤ(水川あさみさん)とわだかまりを抱えたままだった。スズ子は、改めてツヤに「ワテ、やっぱり東京行きたい。ワテ、大和さんみたいになりたいんです。あんなふうに、お客さんをくぎ付けにするスターになりたいんです。あんなふうに、お客さんを励まして、お客さんに励まされながら、もっともっと、今よりももっと、歌って踊ることが楽しゅうなりたいんです」と率直な思いを伝えた。

 ツヤは笑顔を浮かべると「行ってきなはれ」と一言。「東京で思いっきり歌って、踊ってきなはれ!」と背中を押した。そして「つらなったすぐ戻ってくるんやで。我慢したらあかん。すぐ帰れる場所があるいうことを忘れたらあかんで」とスズ子に伝えた。

 するとスズ子は「当たり前や。ワテ、こう見えて意外と根性無いねんで。ほんまにすぐ帰ってきてしまうかもしれん」と涙を流しながらツヤに抱きついた。そこに梅吉(柳葉敏郎さん)が「根性無いんはワシに似たんや!」と2人に抱きつき、六郎(黒崎煌代さん)まで「ワイも根性無いで」と近寄ってきた。ツヤは「根性なんか無い方がええ。ワテみたいに苦労してしまうわ」と言いながら、家族みんなで「根性無し!」と呼び合い抱き合った。

 SNSでは「根性無しがこんなにも温かくて優しく聞こえるなんて」「世界一すてきな根性無しの使い方」「スズちゃんの家族、すてきやな」「泣けてきた」「大号泣」「泣き笑いなホンマの家族」といった声が上がった。

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