海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第58回が12月20日に放送され、マネジャーの五木ひろき(村上新悟さん)に不信感を募らせる視聴者が続出した。
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第58回では、互いの思いを伝え合い、晴れて交際することになったスズ子(趣里さん)と愛助(水上恒司さん)。スズ子は巡業先でも愛助に手紙を書き、2人の仲はますます深まっていった。一方、楽団の地方巡業は好評だったが、出演料がきちんと支払われなかったり、警察からの規制もあったりして、収支は厳しい状況だった。
そんな折、五木は「村山興業」東京支社長の坂口(黒田有さん)とひそかに会って話をしていた。なんとかしてスズ子と愛助を別れさせたい坂口に、五木は「あの2人は心底ほれ合ってますよ」「恋は盲目。2人を別れさせるのは容易なことじゃない」と告げた。すると坂口は「分かっとるわ。ただとは言わんわい」と言い、札束の入った封筒を差し出した。
その後、五木はスズ子に「あんたたち、別れてくんない?」とストレートに伝える。驚くスズ子に、五木は「ふりだけでいいんだ。ふりだけで。別れたふり」と頼む。五木は楽団の経営が厳しいと説明した上で、2人が別れれば坂口から金が入ると正直に打ち明ける。五木は「やつをだまくらかして、もらえるものはもらっちゃいましょうよって話」と提案するが、スズ子は「そういう化かし合いはしとうないです」ときっぱりと断った。
そんなスズ子に、五木は「楽団員に払ってる給料だってギリギリだしね」と話し、「俺だって食わせなきゃならない相手……」と口走る。スズ子は「ん? 何でっか?」と聞き返すが、五木は「楽団員も食わせなきゃなんないでしょって」と話をそらした。スズ子は「とにかくワテはそういう姑息(こそく)なうそは好かんのです」と言い、その場を立ち去った。しかし、五木はすでに坂口から金を受け取っていて……。
五木は巡業先の全国各地に恋人がいると豪語しているが、同回で母子と見られる女性と子供の写真を財布の中にしのばせているシーンが描写されており、まだ明かされていない事情を抱えているようだ。
SNSでは「ちょっとだけ見えた親子の写真。五木さんにも抱えてるものがあるってわかるから、この先の展開をいくつも想像しちゃうよね」「不穏すぎる……お金持ち逃げしそう」「お金持ってとんずらかな」「うさん臭さますます満開。絶対どこまでもしたたかだ!」「やっぱり五木裏切りそうだな」など、五木の今後の行動を心配する声が上がっていた。
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