相棒 season22:“3代目相棒”甲斐享のパートナー“笛吹悦子”真飛聖が9年ぶり登場 元日SPに息子の結平、義兄の“甲斐秋徳”新納慎也も

「相棒 season22」の元日スペシャル「サイレント・タトゥ」の一場面=テレビ朝日提供
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「相棒 season22」の元日スペシャル「サイレント・タトゥ」の一場面=テレビ朝日提供

 2024年1月1日放送の人気刑事ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系、水曜午後9時)元日スペシャルに、3代目相棒の甲斐享(成宮寛貴さん※現・平宮博重さん)のパートナー・笛吹悦子(うすい・えつこ、真飛聖さん)が登場することが分かった。悦子が登場するのは約9年ぶりとなる。

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 悦子は、「season11」の第1話(2012年)から享のパートナーとして登場。そして「season13」(2014~15年)の終盤で享との子を妊娠していることと、同時に急性骨髄性白血病を患っていることが発覚した。

 その後、約9年間登場はなかったが、病は寛解し、無事に出産。国際航空会社の客室乗務員の仕事にも復帰し、シングルマザーとして、一人息子の結平(きっぺい、森優理斗くん)を育てていた。

 享の逮捕後も右京とは交流を続けてきたらしく、今回の元日スペシャルでは、小学5年生になった結平が主役を務める学芸会に、右京や、享の父・峯秋(石坂浩二さん)、社美彌子(仲間由紀恵さん)らが集まったところから幕を開ける。学芸会で、結平の担任教師・姉小路仁(福澤重文さん)が衆人環視の舞台上で刺殺されるという衝撃の事件が発生する。

 事件の鍵を握るのは、学園の元教師・栗原志津子(美村里江さん)。志津子は姉小路から一方的に婚約破棄されており、今回の事件の容疑者として浮上する。しかし次第に、志津子は悦子に異常なほどの執着を抱いていたことが判明。やがて、志津子の狡猾(こうかつ)な罠により、事件は海外まで飛び火するなど、事態は思わぬ方向に転がっていく。

 謎に包まれていた享の兄・甲斐秋徳(新納慎也さん)が初登場することも分かった。財務官僚の秋徳は、服役中の弟に代わって悦子と結平を支え、今や結平から「パパっち」と呼ばれるほど懐かれている。

 新納さんは、今作への出演オファーに「え! あの人に兄がいたの? それ、俺??」と驚いたとコメント。秋徳については「少し特殊な状況に居心地の良さを感じているようですが、その気持ち、なんか分かる気がしてしまう。僕に似てるのかも」と話し「世界観を壊さないように、上手く馴染みながらも、スパイスとなるように心がけました」と撮影を振り返った。

 真飛さんは「自分自身、“悦子”のその後がずっと気になっていた9年間でしたし、相棒ファンの皆さんからも『もう悦子さんは出ないの?』と聞かれることがあったのですが、本人が一番分からなくて曖昧にしかお返事できなかったので、きちんと“悦子、出演します!”と伝えられることを、とてもうれしく思っています」と、「相棒」ワールドへのカムバックに喜びのコメント。

 撮影について「9年ぶりの私を、ほとんど同じキャスト、スタッフの皆さんが温かく迎え入れてくださり、本当に幸せでした。水谷さん、寺脇さんのコンビはテレビでしか拝見したことがなかったので、近くでご一緒できて、それはそれは贅沢な時間でしたし、優しすぎるお2人とずーっと笑って過ごせたことは私の宝物です」と振り返った。

 物語については「“そういう月日を過ごしていたのかぁ、悦子は!”という思いと、なかなかスリリングな内容だなと感じました」と紹介し「“いろんな顔の悦子が見れるかもしれません!”とだけお伝えしておきます」とアピールした。

 元日スペシャルの副題は「サイレント・タトゥ」。1月1日午後9時~同11時15分に放送する。

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