矢吹奈子:“第3の人生”「俳優と呼ばれるよう頑張りたい」 「恋愛のすゝめ」でヒロイン 自身の恋愛「結婚は30歳までには」

連続ドラマ「恋愛のすゝめ」でヒロイン・高田華子を演じている矢吹奈子さん
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連続ドラマ「恋愛のすゝめ」でヒロイン・高田華子を演じている矢吹奈子さん

 TBSで放送中の連続ドラマ「恋愛のすゝめ」(火曜深夜0時58分※一部地域を除く)で、ヒロインを務めている矢吹奈子さん。今年4月、小学6年生から所属していた「HKT48」を卒業して約10年間のアイドル人生にピリオドを打ち、俳優活動にシフトした。今クールはABCテレビの連ドラ「18歳、新妻、不倫します。」でもヒロインを演じ、注目を集める矢吹さんに、現在の目標など話を聞いた。

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 「恋愛のすゝめ」は、俳優の綱啓永さん主演の学園ラブコメディー。恋愛が校則で禁止されている厳格な男子校の生徒会長・鳳啓介(綱さん)が、他校の女子生徒・高田華子(矢吹さん)に人生で初めて恋に落ち、恋愛という難問に挑む。

 矢吹さん演じる華子は、誰に対しても分け隔てなく接する美少女。鳳の不器用ながらもまっすぐなアプローチに次第に惹(ひ)かれるが、実は既に彼氏がいた。矢吹さんは「彼氏がいるのにデートしちゃっているので小悪魔な子だなって(笑い)。でもヒロインなので、演じる際は嫌な人には見えないよう気を付けています。華子の“気持ちの揺らぎ”がうまく伝わっているといいな」と話す。

 主演の綱さんとは2年ぶり、2度目の共演。前作も恋人役と、近しい間柄の役だった。「今回のお話をいただいたときは、めちゃくちゃビックリしました。こんなことあるんだ!って」と笑う。たがそんな共演経験が生きたといい「前回共演したときは、台本に書かれていない部分を2人で話し合いながら作っていきました。それもあったからか、今回はそこまで話さなくても通じ合えている気がして、息の合う感じがします」と信頼感をのぞかせた。

 恋愛がテーマの作品だが、アイドルを卒業した矢吹さんの“恋愛事情”も尋ねると「結婚願望はあります(笑い)。30歳までにはできたらな、と。昔は『23歳で』と言っていたのですが、もう来年なのでそれは無理そう……」とにっこり。タイプは「いちずな人、ちゃんと思いを伝えてくれる人が良いです(笑い)!」と明かした。

 0歳から子役として活動し、小学6年生でHKT48に加入。途中、日韓ガールズグループ「IZ*ONE」としても活動した。子役時代、HKT48・IZ*ONE時代、そして現在“第3の人生”を歩んでいるともいえるが、改めて今後の進路を聞くと「俳優業に力を入れていきたいです」ときっぱり。「それがHKT48からの卒業を決めた理由でもありました。でも、演技力もまだまだなことは痛感しているので、もっともっと頑張らなければいけないと思っています」と力を込める。

 目下の目標は“脱アイドルイメージ”。「“俳優”と呼ばれるようになりたいです。『この子アイドルだったんだ!』って言われるように、そのためにイメージをガラッと変えていきたい。やってこなかったような役にも挑戦していきたいです!」と目を輝かせた。

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