とんび：内野聖陽主演の不朽の名作、地上波初の一挙放送　常盤貴子、佐藤健らも出演

　2013年に「日曜劇場」（TBS系、日曜午後9時）枠で放送された、内野聖陽さん主演の連続ドラマ「とんび」が、12月29日午前8時から31日にかけてTBSで全10話を放送する。地上波初の一挙放送スペシャルとなる。

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　直木賞作家・重松清さんの同名小説が原作。ヤスこと市川安男（内野さん）は、天下無敵のバカな男で、学歴がなく、不器用でカッとすればすぐ手が出るという性格で、“親バカ”でもあった。両親のいない中で育ったヤスは、親というものを知らなかったが、妻（常盤貴子さん）とともに愛情を持って息子・旭の成長を見守り、幸せな日々を過ごしていた。しかし、旭が3歳のときに、不慮の事故で妻を失ってしまう。後悔と悲しみにくれるヤスだったが、愛する息子を育てようと立ち直り……というストーリー。

　16歳からの旭を佐藤健さんが演じ、内野さん、常盤さんのほか、吹石一恵さん、麻生祐未さん、野村宏伸さん、加藤貴子さん、柄本明さんらが出演。プロデューサーは石丸彰彦さん、監督は平川雄一朗さんらが担当し、脚本は「JIN-仁-」「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる森下佳子さんが手がけ、同年の「アジア・テレビジョン賞ドラマ部門・最優秀作品賞」などを受賞した。

　12月29日は午前8時から途中ニュースを挟みつつ、午後6時までかけて第8話まで放送。第9話と最終話は12月31日午前8時55分から放送される。