とんび:阿部寛主演の映画がWOWOWで 息子役に北村匠海を迎え、親子愛を描いた感動作 

7月29日にWOWOWで放送される映画「とんび」 (C)2022「とんび」製作委員会
1 / 1
7月29日にWOWOWで放送される映画「とんび」 (C)2022「とんび」製作委員会

 俳優の阿部寛さん主演で、昨年4月に公開された映画「とんび」(瀬々敬久監督)が、7月29日午後8時からWOWOWシネマで放送される。

ウナギノボリ

 原作は、直木賞作家・重松清さんのベストセラー小説。これまで2度テレビドラマ化されていて、本作が初めての映画となる。周囲から慕われているが、息子に対しては不器用な父と、「とんびが鷹を生んだ」と言われるほど優秀に育つ一方、母の死について父にわだかまりを持つ息子。そんな2人の親子愛を温かく描いた感動作だ。

 阿部さんが主人公の市川安男(ヤス)、北村匠海さんがヤスの息子の旭(アキラ)を演じ、杏さん、安田顕さん、大島優子さん、麿赤兒さん、麻生久美子さん、薬師丸ひろ子さんらも出演している。

 高度経済成長期の昭和37(1962)年の広島。運送会社に勤めるヤスと妻・美佐子(麻生さん)の間に待望の息子アキラが誕生する。生来の無骨者であるヤスは愛情表現こそ苦手だが、家族を持つ喜びをかみしめていた。だがアキラが3歳になったある日、ヤスの仕事場に来ていた美佐子が、崩れた積荷からアキラを守ろうとして命を落としてしまう。

 悲しみに暮れる一方、ヤスは周囲の人々に助けられながら、不器用なりに精いっぱいアキラを育てていくのだが……というストーリー。

映画 最新記事