ブギウギ:茨田りつ子が「別れのブルース」をフルコーラス熱唱 魂のこもった歌声を視聴者称賛「淡谷のり子が乗り移ったかのよう」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第69回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第69回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第69回が1月10日に放送された。同回では、茨田りつ子(菊地凛子さん)が「別れのブルース」をフルコーラスで歌唱し、視聴者から注目された。

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 第69回では、終戦後、劇場が再開することとなり、スズ子(趣里さん)たちは久しぶりの公演を行うことに。スズ子は楽団員たちと曲順について話し合い、戦争中には歌えなかった「ラッパと娘」を1曲目に披露することを決める。スズ子は本番に向けて、感覚を思い出そうと練習に励むが、少し不安も抱えていた。

 そして迎えた本番当日。同じ公演に出演するりつ子は、鹿児島の慰問先で若き特攻隊員たちが口にした「晴れ晴れといけます」「思い残すことはありません」という声が耳から離れず、心に傷を負っていた。りつ子はスズ子に「私の歌に背中を押されて、あの子たちは死んでいったかもしれない。悔しかったわ。だって、歌は人を生かすために歌うもんでしょう? 戦争なんて……くそ食らえよ!」と怒りをあらわにした。

 ステージに立ったりつ子は、「このような日々がどこまでも続いていきますように」と話すと、自分の歌を聞いて飛び立っていった特攻隊員たちを思い、「別れのブルース」をフルで熱唱し涙を流した。

 りつ子のモデルは「ブルースの女王」といわれた歌手の淡谷のり子さん。菊地さんの魂のこもった歌声に、SNSでは「迫真の『別れのブルース』に圧倒されました」「まるで淡谷のり子さんが乗り移ったかのよう」「単なる物まねで寄せてるのではなく淡谷のり子さんの魂のようなものも表現してるように感じた」「淡谷のり子のコピーじゃない。『別れのブルース』を菊地凛子のものにしてしまった」「号泣だった。菊地凛子さん、すごくすごく、伝わった。本当に素晴らしかった」などと称賛の声が上がっていた。

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