ブギウギ:「福来スズ子とその楽団」が解散 楽団員たちとの別れに「寂しい」の声 週タイトルの回収も話題に

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第71回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第71回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第71回が1月12日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)が「福来スズ子とその楽団」の解散を団員たちに告げる場面があり、視聴者の注目を集めた。

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 第71回では、公演が再開して以来、スズ子たちには依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。しかし、楽団員からは、予定が合わないという話や、遅刻や早退する者も出てきていた。

 さらに、付き人の小夜(富田望生さん)までも体調が悪いと早退する日が続いていたが、実は闇市で仲良くなった米兵・サム(ジャック・ケネディさん)とあいびきしていたのだった。

 一方、スズ子は楽団員の三谷(国木田かっぱさん)や四条(伊藤えん魔さん)が他の楽団の助っ人をしていること、一井(陰山泰さん)と二村(えなりかずきさん)のもとにも別の楽団から引き抜きの話が来ていることを知り、解散を決意する。

 公演先に出発する前、スズ子は事務所で楽団員たちに感謝を伝え、「突然ですが、福来スズ子楽団は解散します」と切り出した。戸惑う楽団員たちに、スズ子は「戦争で歌う場所がのうなって、苦し紛れに結成したようなこの楽団で、みんなようふんばってくれました」「もうみんな好きなときに好きな音楽で食べていける。ワテらはもう自由や!」と語りかけた。楽団員たちは口々にスズ子に感謝の思いを伝え、一井は「福来スズ子がどうなっていくのか、みんな楽しみにしているよ」とスズ子の背中を押した。

 第45、46回(2023年12月1、4日放送)で楽団を結成して以来、スズ子とともに全国を回ってきた個性豊かな楽団員たちとの別れに、SNSでは「みんなが大好きだから寂しくて泣く」「すてきな楽団員さんたち、楽しい時間をありがとう」「(「ラッパと娘」の)『トランペット鳴らして』のところのトランペットが一井さんじゃなくなるのは寂しいわ……」といったコメントが寄せられた。

 また、第15週のタイトル「ワテらはもう自由や」をスズ子のせりふで回収する展開に、「週タイトルが、こう使われるとは思わなかった」「ワテがみんなを自由にしたる。そういう意味だったんだね。予想を少し裏切る。新鮮で心地いい」「スズ子の言葉に泣けた。なんて前向きな楽団解散なんだろう」といった声が上がっていた。

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