ブギウギ:「我慢するのはいつも女」麻里の言葉に視聴者共感 「ド正論」「私の気持ち代弁してくれた」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第77回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第77回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第77回が1月22日に放送され、市川実和子さん演じる羽鳥麻里の言葉に、視聴者から共感の声が集まった。

ウナギノボリ

 第77回では、「村山興業」社長秘書室長の矢崎(三浦誠己さん)が、スズ子(趣里さん)と愛助(水上恒司さん)に、トミ(小雪さん)からの伝言を伝える。その内容は、2人の結婚を認める代わりに、スズ子に歌手をやめてほしいというものだった。

 どうするべきか悩んだスズ子が羽鳥家を訪ねて相談すると、羽鳥(草なぎ剛さん)は「絶対アカンて!」と大反対。取り乱した羽鳥は、スズ子とまた面白いことをやろうと考えていると話し、麻里に楽譜を持ってくるように頼む。

 しかし麻里はその頼みを断ると、「今大切なのはスズ子さんのお気持ちでしょう? 大好きな歌と大好きな人のどちらかを選べなんて言われてるのよ? そんなときになんです、子供みたいに」と、自分のやりたいことばかり訴えるのはおかしいと羽鳥を叱った。

 そして、「私、お話伺ってて本当に腹立たしい気持ちになったわ。どうしてスズ子さんだけがそんなに残酷な選択を強いられなければならないの? 相手のお母様だって同じ女性として何とも思わないのかしら」と不快感を口にした。

 するとそこに、子供たちがけんかをしながら入ってくる。娘のイネコ(高田幸由ちゃん)が泣き出すと、羽鳥は「麻里さんちょっとあっち連れてって」と頼むが、麻里は自分で連れて行くように伝え、「いつも私ばっかり。大体、好き勝手にそのよく分からない音楽作ってられるのは一体、誰のおかげ? 私がおうちのことを一手に引き受けているからでしょう?」と告げた。

 羽鳥が子供たちを連れて部屋を出ていくと、麻里はみっともない姿を見せたことをスズ子に詫(わ)び、「でも我慢するのはいつも女でしょ? おかしいわよ、そんなの」と怒りをあらわにした。

 麻里の一連のせりふに、SNSでは「ド正論」「麻里さんの言葉に激しく同意」「今に通じる考え方」「麻里さんが私の気持ち代弁してくれた」「気持ちよくすぱっすぱっと言ってくれる」「麻里さんカッコいい」など、共感の声が上がっていた。

テレビ 最新記事