産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ
第7話 「堕ろして、2人でやり直そう」
5月11日(月)放送分
平安中期の貴族社会を舞台に、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(劇中の名はまひろ)の一生を映し出す、吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。2017年の「おんな城主 直虎」以来、7年ぶりの“女性主人公大河”としても注目を集める本作だが、これまでの放送では「適材適所」のキャスティングも話題となっている。
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中でも視聴者が熱い視線を送っているのが、芸人の起用だ。初回(1月7日放送)の矢部太郎さんに始まり、第2回(1月14日放送)にはお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さん、第3回(1月21日放送)にはお笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲さんが登場。2004年の「新選組!」に出演していた矢部さん以外の秋山さんと金田さんは、今回の「光る君へ」で大河デビューを果たした形だ。
秋山さんは藤原小野宮流の当主・藤原実資(さねすけ)役、金田さんは内親王の母に持つ高貴な家柄の藤原斉信(ただのぶ)役で、共に平安時代中期の公卿でありながら、その見た目は正反対。それでも違和感を全く感じさせることなく作品に溶け込んでいる印象だ。
秋山さんに対しては、その色の黒さを“イジる”声はあったものの、落ち着いた物腰の演技やよく通る声など、“大河俳優”然とした雰囲気をすでに醸し出しているのは、実に興味深い。一方で、金田さんも、「平安顔」などと言われる見た目も手伝ってか、自然と“そこにいる”など、適応力は見劣りしない。
まさに「適材適所」というべきか、決してインパクト重視の「飛び道具」ではない、スタッフの慧眼ぶりがうかがえるキャスティング。視聴者からも「お笑い芸人キャスティングには普段は批判的なんだけど、ロバート秋山とはんにゃ金田は見事」「ロバート秋山といいはんにゃ金田といい芸人キャスティングによる色の付け方がすごくいい」などといった声が上がっている。
滑り出しは上々だが、今後も、秋山さん演じる実資、金田さん演じる斉信、または矢部さん演じる“まひろ(吉高さん)の従者”乙丸として、さらなる存在感を発揮し、ドラマを盛り上げてくれるのか。物語の行方とともに注視していきたいと思う。
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