大峰ユリホ:「マルス-ゼロの革命-」出演の透明感美女 素顔は負けず嫌いで男勝り ガチの散歩好きで品川~みなとみらい踏破も

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 道枝駿佑さん主演の連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系、火曜午後9時)に出演している大峰ユリホさん。ドラマでは、主人公・美島零(ゼロ、道枝さん)の過去に影響を与えた人物・倉科エリを演じ、その歌声や美しいビジュアルも話題となっている。今回が連ドラ初出演となる大峰さんに、作品や役どころについて聞くと共に、素顔にも迫ってみた。

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 ◇魅力は端正かつ透明感あふれるビジュアル

 ドラマは、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系、2019年)などで知られる脚本家・武藤将吾さんのオリジナル作。落ちこぼれの高校生たちが、謎の転校生・ゼロに扇動され「マルス」という動画集団を結成し、悪事に手を染める大人たちに正義の鉄槌(てっつい)を下していく姿を描く。

 エリ役の大峰さんは2002年10月21日生まれ、東京都出身の21歳。魅力は端正かつ透明感あふれるビジュアルで、幼少期からモデルとして活動し、2022年には、ABEMAの人気番組「オオカミ」シリーズ「彼とオオカミちゃんには騙(だま)されない」にも出演した。

 若い世代を中心に人気を集めてきた大峰さんだが、演技をしている姿を初めて見るファンも少なくはないという。

 「私のインスタを見てくださったり、長く応援してくださってきた方からメッセージが来て『演技やっている姿も新鮮でいいね』というふうな肯定的な意見も多くて。逆にドラマを見て知ってくださった方からも、インスタを見つけて『印象的だった』とコメントをくださって、ありがたいです」

 演じるエリについて「まず第一に正義感がすごく強くて。自分の信念があり、行動力、決断力もある。自立している女の子」と印象を明かし、「一人で頑張ってやろうとするところは私も似ているのかな」と共通点を挙げる。

 「あと間違っているなら正したいと思うところは、自分と少し似ていると思いますね。でも、エリの方が揺らぎのない信念がある、というか、仲間のためだけじゃない、不特定多数の人のために何かできるっていうのは私と違う部分です」

 連続ドラマの現場を経験し、「想像している以上に演技って難しいなと感じました」と率直な感想を口にする。

 「ちょっとしたせりふだけで、その人の性格や人間性を表す、というのも難しいですし、それを演じるにあたって、たぶんなんとなくの感情ではやることができないんだなって。今回、エリが怒るシーンがあったのですが、ただ感情的に怒っているんじゃない、エリの中の優しさや葛藤がありながら怒っている、自分本位じゃない怒りを表現するシーンで。監督が、自分が描き切れていなかったエリの人物像を補完してくださったり、私の演技の足りない部分を本当に分かりやすく、かつどう改善したらいいかってところまで指導してくださって、ものすごく心強かったというか。監督がいたおかげでできたことは、いろいろとあったと思います」

 ◇一回の散歩で30キロくらい歩くことも

 演技の仕事について「今後もすてきな作品に携わっていきたいですし、この先もいろいろな役をやれたらいいなと思っています」と意欲をのぞかせ、「愛嬌(あいきょう)のある可愛らしい女の子の役とかも、普段の私はそんなことはないので(笑い)、そういった子の人生も歩んでみたいですし、反対に悪役とかも面白いなと思います」と語ってみせる大峰さん。実際、普段はどんな女の子なのか、本人に聞くと……。

 「三つ上に兄がいるのですが、それが私の性格にすごく影響していて。兄がやるなら私もやる、というくらい昔から負けず嫌い。兄に負けない、私もやるって感じで育ってきたので、どこか男勝りな部分もあります」

 改めて自身は「ふわふわ系ではない」と言い切り、「兄がいなかったら全く違っていただろうな、と思うくらい、今の自分の性格があるのは兄がいたから」と話す大峰さんは、そんな兄の影響で少年マンガが大好き。基本はダークファンタジー系で、「呪術廻戦」については「何時間でも語れます」と話す。

 そのほか旅行好きで、「海外にも結構行っていて。小学校のころからの友達と10カ国くらいは行っていると思います。韓国、ヨーロッパ、エジプトとかも。やると決めたら、楽しむ。旅行は生きがいです」と声を弾ませる。

 さらに「歩くのも好き」だといい、一回の散歩で30キロくらい歩くこともあるとか。

 「一番長くて、品川から横浜のみなとみらいとか。新宿から千葉の舞浜へと歩いたこともあります。先日も戸塚から鎌倉、そこから江の島、藤沢へと回りましたし、登戸あたりから多摩川沿いを下って、羽田空港まで、とかもありました。日常的に仕事の現場から歩いて帰ったりしますし、何かを見たりというよりかは、ただ歩くことが目的。終着点を決めて、そこに向かって歩くのが好きなんです」

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