光る君へ:瀧内公美が源明子役で登場 道長の“もう一人の妻” 「おどろおどろしい女がやってきた」?

NHK大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第10回「月夜の陰謀」が、3月10日に放送される。同回から、瀧内公美さんが源明子役で登場する。

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 瀧内さんは大河ドラマ初出演。演じる源明子は、藤原道長(柄本佑さん)のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。のちに、まひろ(紫式部、吉高さん)の存在に鬱屈がたまっていく。

 昨年3月の出演発表の際、源明子について「制作者の皆様からは、役柄のヒントは源氏物語でいう“六条御息所”と、現段階では言われております。なんというか、よく言えば奥深い、はっきり言えば“おどろおどろしい”女がやってきたなと思いました」とコメント。

 また「年月をかけて一人の人間を演じますので、今までに感じたことのない感情の積み上がりがあるんじゃないかな、と。役とともに生きていくのが今から楽しみです」と明かし、「大石静さんが紡いでくださる言葉を話すことが今から楽しみでなりません。明子さんをしっかり奥深く全うしたいです」と意気込みを語っていた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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