光る君へ:三浦翔平が藤原伊周役 才色兼備の自信家、道長と火花 「光源氏とはよもやと言われるような貴公子」

NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原伊周を演じる三浦翔平さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原伊周を演じる三浦翔平さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第11回「まどう心」が、3月17日に放送される。同回から、三浦翔平さんが藤原伊周(これちか)役で登場する。

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 三浦さんは大河ドラマ初出演。演じる藤原伊周は、道隆(井浦新さん)の嫡男。才色兼備の自信家の青年。若くして、父の引き立てによりスピード出世を果たす。父亡きあとは、妹の定子(高畑充希さん)への一条天皇(塩野瑛久さん)の寵愛を頼りに、道長(柄本佑さん)と火花を散らすライバルとなる。

 昨年5月の出演発表の際、三浦さんは「伊周は、直情的な一面や、人に取り入ることが苦手な不器用な部分もあり、光源氏とはよもやと言われるような貴公子ではありますが、どこか人間的な弱さがあるような印象です」とコメント。

 「道長たちとの政権抗争に身を投じ、追い込まれていく様をどのように演じていくか、大石(静)先生の描く伊周をしっかりイメージして演じていきたいと思います」と話していた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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