俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）の第12回「思いの果て」が、3月24日に放送され、まひろ（吉高さん）の婿候補に、意外な人物が浮上。視聴者の間で話題となった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　第12回では、道長（柄本佑さん）の妾（しょう）になることを断ったまひろ（吉高さん）。為時（岸谷五朗さん）が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるためにまひろの婿を探すことを宣孝（佐々木蔵之介さん）が提案する。

　ここで名前が挙がったのが、藤原実資（秋山竜次さん）。宣孝は、妻を亡くした実資のことを熱心にまひろに薦めるが、意外な人物の名にまひろも為時もどこか渋い表情。そんなこんなしているうちに実資が赤痢にかかってしまい、結局は宣孝も、実資を「半分死んでおる」とバッサリと切り捨て、この話はうやむやになってしまった。

　SNSでは「さねすけ？」「実資wwwww」「まさかのカップリングww　黒光る君へになってしまう」「もし、婿入りしたら来週から黒光る君へになっちゃう」などと視聴者は反応。さらに「まひろ『黒光る君へ、はやめて』」「『あれはダメだ、半分死んでおる』www」「宣孝様、言い方よ笑」「大爆笑してしまった」と盛り上がった。

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。