笑点:林家木久扇が31日卒業 歴代最長「55年」のレギュラー出演に幕 ラストには番組史上初のサプライズも

3月31日放送の「笑点」木久扇卒業大喜利より=日本テレビ提供
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3月31日放送の「笑点」木久扇卒業大喜利より=日本テレビ提供

 日本テレビ系の長寿演芸番組「笑点」(日曜午後5時半)に、歴代メンバー最長の55年間にわたりレギュラー出演してきた落語家・林家木久扇さんが、3月31日の放送をもって番組を卒業する。収録はすでに終えており、半世紀以上の間お茶の間を沸かせてきた木久扇さんに、会場一体で番組史上初のサプライズが行われたという。31日放送の番組最後に紹介する。

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 木久扇さんの卒業回は、放送時間(約30分間)をすべて使った大喜利コーナー。司会の春風亭昇太さんから「落語に欠かせないのは、おバカキャラの与太郎さん。笑点に欠かせないのは、もっとおバカな木久扇さん」と、卒業に掛けたお題が出題され、大喜利メンバーが名回答、珍回答を連発。木久扇さん“お得意”の歌も飛び出す。また、座布団を巡って、林家たい平さんの粋な計らいもあるという。

 木久扇さんは1937年10月19日生まれの86歳。1960年に三代目・桂三木助門下へ入門し、落語家として歩み始める。1969年11月に「笑点」レギュラーメンバーに(当時の芸名は林家木久蔵)。以降、半世紀以上にわたりレギュラー出演してきた。昨年8月27日の「24時間テレビ46」内の「チャリティー笑点」で番組卒業を発表した。

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