篠原涼子:初のミステリー作家役 クールでミステリアスなイメージとは「ちょっと違った」 共演のバカリズムは「不思議な生き物」

連続ドラマ「イップス」の制作発表に登場した篠原涼子さん
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連続ドラマ「イップス」の制作発表に登場した篠原涼子さん

 俳優の篠原涼子さんが4月9日、東京都内で行われた主演ドラマ「イップス」(フジテレビ系、金曜午後9時)の制作発表会見に登場。初のミステリー作家役に挑む篠原さんは、自身が演じる黒羽ミコの役作りについて、「クールでミステリアスなイメージを思い描いていたけど、台本を見たらちょっと違った」と当初の構想から変化したことを明かした。

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 篠原さんは撮影で、「いろんな方々の意見をいただきながら演じている」と説明し、「(そういう意味では役作りは)必要なかったなという感じ(笑い)。むしろやりながら、『こういうキャラクター自分の中になかなかいなかった』とやりがいがあって。大切に愛して演じたい気持ちでやらせてもらっています」と語った。

 会見には、篠原さんとダブル主演を務めるお笑いタレントのバカリズムさん、共演の染谷将太さんも出席した。篠原さんはバカリズムさんの印象を聞かれ、「不思議な生き物と言ったらちょっと変ですけど。良い意味で、頭の中は何を考えているか分からない」と答え、「才能があふれすぎているから、何か一つでももらえないかななんて思いながら見ています」と話した。

 新しく始めてみたいことを聞かれると、篠原さんは「バカリズムさんを拝見していると、芝居をやりながらバラエティーをやって、脚本を書く。そしてハードなスケジュールの中、ただやっているだけではなくて全部で成功されていて尊敬します」といい、「私は絶対できないけど、脚本を書いてみたいなって思います」と答えた。

 同じ質問にバカリズムさんは、「すでにちょっと二刀流気味なので、これ以上(新しい何かを)増やしたい気持ちがまったくない。去年くらいから結構ギチギチで、やりたいゲームをずっと我慢している。だから、ちゃんとゲームやりたいですね」と多忙な日々を送る中での願望を口にした。

 ドラマは、完全オリジナルのミステリーコメディー。篠原さん演じる小説を“書けなくなってしまった”ベストセラーミステリー作家・黒羽ミコと、バカリズムさん演じる事件を“解けなくなった”エリート刑事・森野徹という、ともに“イップス”という悩みを抱えた絶不調バディーが、互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながら犯人を追い詰めていく様をコミカルタッチに描く。4月12日スタートで、初回は15分拡大。

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