ポツンと一軒家:2時間SP 番組初の鹿児島・種子島へ 自宅と山小屋を毎日往復する夫婦の“驚きのストーリー” ロケット打ち上げにも密着取材

4月14日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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4月14日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。4月14日は、ゲストに筒井真理子さん、満島真之介さんを迎えて2時間スペシャルを放送。番組初の鹿児島県・種子島が舞台となる。

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 衛星写真で捉えたのは、種子島の中央部にある一軒家。うっそうとした木々に囲まれるように建つ赤い瓦屋根の建物、建物へと続く道沿いには畑らしきものも確認できる。種子島へは鹿児島港からフェリーに乗って3時間半ほど。到着したのは⻄之表港だ。捜索隊は港から島の中央部にある最寄りの集落へ向かう。

 ⻄之表港から20キロほど走ると小さな集落が見えてきた。79歳の男性が拡大写真に映し出された茶畑を見て、「この場所はわかるので、案内しますよ」と言ってくれた。男性が運転する軽トラックに先導され、茶畑のある建物を目指す捜索隊。途中で先導する軽トラックを見失ったり、目指す建物を間違えたり、とハプニングが続き、ようやく「山小屋」と書かれた看板を見つけ、赤い瓦屋根の一軒家を発見した。

 80歳の夫と79歳の妻が笑顔で出迎えてくれた。58歳で胃ガンを発症し、胃の三分の一を切除する大手術を受けたという夫。そのときに「⻑く生きられないのであれば、やり残すことがないように」と、かねてから夢見ていた、仲間たちと集うことのできる山小屋を建てようと一念発起したのだという。

 現在、夫婦は30キロほど離れた自宅から毎日この山小屋まで通っているという。毎日のように友人たちが集い、穏やかながらもにぎやかな山小屋生活をエンジョイする夫婦の“意外な”ストーリーに捜索隊も驚く。さらに、夫が勤務していた宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センター近くの公園で、貴重なロケットの打ち上げの瞬間にも密着する。

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