虎に翼:戸塚純貴が登場 「男は強くあるべし」の男子学生・轟太一役 初の朝ドラで「一味違う風を」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で轟太一を演じる戸塚純貴さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で轟太一を演じる戸塚純貴さん (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。4月22日から始まる第4週「屈み女に反り男?」では、俳優の戸塚純貴さんが轟太一役で登場する。戸塚さんは朝ドラ初出演。

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 戸塚さん演じる轟太一は、ヒロイン・寅子(伊藤さん)が通う明律大学の仲間の一人。寅子たちが女子部から法学部へ進学した際に出会う男子学生。男は強くあるべしと努めて男らしく振る舞う。女子部卒の学生たちに対し警戒心を持っているように見えるが……。

 戸塚さんは、昨年の出演発表の際に「格差や差別のある激動の社会において、強くたくましく生きる寅子の姿には胸を打たれます。自分が演じる轟太一がどんな影響を与えられるのかは分かりませんが、寅子に寄り添いながら朝ドラに一味違う風をお送りできればと思っております。轟太一としっかり向き合い、この作品が皆様の1日を心地よくスタートできますよう全身全霊で取り組みたいと思います」と思いを明かしていた。

 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

 第4週では、本科と呼ばれる法学部に進学した寅子たち。法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、気合いが入っていた。

 本科では花岡悟(岩田剛典さん)らが待ち受けていたが、意外にも寅子たちに好意的。親睦を深めようとみんなでハイキングに行くことになる。梅子(平岩紙さん)は息子・光三郎(石塚陸翔君)を連れてきたが、小橋(名村辰さん)らが光三郎の前で梅子の夫にめかけがいることを話してしまう。

 梅子の事情が明らかになる一方、花岡は山道で崖から転落。見舞いに行った寅子は花岡の本当の姿を知る……。

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