あんぱん:今田美桜主演の朝ドラ 「アンパンマン」登場の可能性は? 局の垣根越え「一番良い形で物語を作っていければ」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」主演の今田美桜さん(左)と北村匠海さん
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」主演の今田美桜さん(左)と北村匠海さん

 今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で、ヒロイン・朝田のぶ(今田さん)の夫の柳井嵩を、俳優の北村匠海さんが演じることが4月26日、明らかになった。柳井は「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさんがモデル。制作統括の倉崎憲さんは、同日に東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見で、劇中にアンパンマンが登場する可能性について「今のところは決めていないです。局の垣根なく、一番良い形で物語を作っていければ」と含みを持たせた。

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 「あんぱん」は、脚本を「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛け、まだ何者でもなかったやなせさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。

 倉崎さんは、やなせさんが1973年に刊行した絵本「あんぱんまん」の誕生までは描こうと思っていると明かした上で、「アンパンマンが何かしらの形で(劇中に)出たとしても本当にわずかだなと思っていて。絵本から始まり、アニメーションになるのは、やなせさんが69歳の時。10数年の期間があるので、アニメーションになるところを描くかは、今のところは決めていないです」と説明した。

 昨年、アニメ「それいけ!アンパンマン」を放送している日本テレビにあいさつに出向いたことも明かし、「歴代の『アンパンマン』のプロデューサー陣がずらっと出迎えてくださって、『お互い盛り上げていきましょう』と話したので、局の垣根なく、日本全体が盛り上がればいいなと思っているので、一番良い形で物語を作っていければなと思っています」と語った。

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