虎に翼:サンジ声優・平田広明が2回目の朝ドラ出演 「染み着いた海賊臭」消して判事役 「とても緊張」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で武井判事を演じる平田広明さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で武井判事を演じる平田広明さん (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第23回が、5月1日に放送され、人気アニメ「ONE PIECE」のサンジ役などで知られる声優の平田広明さんが、武井判事役で登場した。平田さんは2016年度前期の「とと姉ちゃん」以来、8年ぶり2回目の朝ドラ出演。「お話をいただいたとき、裁判官の役と伺ってとても緊張しました」と振り返っている。

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 平田さん演じる武井判事は、寅子(伊藤さん)の父・直言(岡部たかしさん)も被告人となっている「共亜事件」の裁判で、裁判長を務める判事。2日放送の第24回、3日放送の25回にも登場する。

 平田さんは「普段、吹き替えやアニメでやっているキャラとは180度違うので、台本をいただいてまず思ったのは『染み着いた海賊臭を消さねば』でした。聞くところによりますと、海賊臭を放つ女中さん(稲役の田中真弓さん)も出ているようなので、爽やかな朝のお茶の間が潮くさくならないよう、祈っております」と話す。

 また「撮影現場では、昔からお世話になっている磯部勉さんにいろいろ教わり、また小林薫さんにも大変なところで助けていただきました」と明かすと、「初回から楽しく見させていただいております。寅子の活躍を皆さんと一緒に、そしてたぶんないとは思いますが、この先、女中の稲さんが被告にならないよう、見守りたいと思います」と語った。

 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

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