探偵!ナイトスクープ:「爆笑キダ・タロー祭」でキダ最高顧問をしのぶ 探偵一同、増田秘書ら喪服で デビューシーン振り返る

5月31日放送の「探偵!ナイトスクープ」の一場面=ABCテレビ提供
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5月31日放送の「探偵!ナイトスクープ」の一場面=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。5月31日の放送は、番組の最高顧問で、5月14日に93歳で亡くなった作曲家、キダ・タローさんのありし日をしのぶ総集編「爆笑キダ・タロー祭」をお届けする。

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 スタジオには、キダさんの笑顔の遺影が飾られ、その前に探偵一同と増田秘書が喪服姿で整列。スタジオ内がいつもとは違う張り詰めた空気に包まれるが、寛平探偵は観覧者に「気楽にしてや」と語りかけ、場を和ませた。

 収録が始まると、最高顧問の死に「ビックリしましたねえ」と口をそろえる探偵一同。番組への出演は4月19日が最後となった。

 石田探偵は「一言で爆笑を取ってはりました」と振り返ると、寛平探偵は、この回でゆりやん探偵が大変失礼なことを言ったと明かす。ゆりやん探偵が調査した「爆笑!小ネタ集」の中に「愛犬が立ちウ〇チ!?」という項目があったのだが、何と、ゆりやん探偵がキダさんに向かって「立ってウ〇コしたことありますか?」と質問したのだ。だが、ゆりやんの「それが……先生との最後の会話になりました」にスタジオ内は大爆笑に包まれる。

 総集編はまず、キダさんの驚きのデビューシーンを放送する。「岸和田の信号機の音程は正しいのか?」(1989年4月8日放送)という依頼で、音の専門家であるキダさんが審査委員長として登場した。しかし、信号機のあまりの“音痴”ぶりに、まさかの大暴れとなる。

 さらに、「浪花のモーツァルトの軌跡」(1990年2月17日放送)では、「キダ“先生”と呼ばれるのはなぜでしょうか?」という依頼を徹底調査。キダさんが作曲した数々のCMソングなどを紹介しつつ、生い立ちや、音楽の道に入った理由、知られざるプライバシーなど、最高顧問の人生をたどる。実は、これがキッカケで、「浪花のモーツァルト」という呼称が世間に浸透したという。

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