アンサンブル
最終回 二人に降る雪
3月22日(土)放送分
故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ放送されている(関東ローカル、TVerとFODで配信)。ここでは、6月11日放送の第3シリーズ第1話を紹介する。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
歌舞伎俳優の当時の市川染五郎(現・松本幸四郎)さんが、若手落語家役でゲスト出演した第3シリーズの第1話(初放送は1999年4月13日)。出演は田村さん、染五郎さん、石井正則さんら。脚本は三谷幸喜さん。
物語は……独演会を控えた人気の若手落語家、気楽家雅楽(染五郎さん)は、兄弟子の二つ目・気楽家苦楽(モロ師岡さん)の作った新作落語「タイムマシンで行こう」を演じたいと強く思っていた。
真打ちの雅楽は人気はあったが、古典の素養も新作を作る力量もない。そこで、兄弟子の新作を自分のものにしたかった。だが、苦楽に知られると落語家人生は終わる。雅楽は苦楽を亡き者にする完全犯罪を企てる。
雅楽は、師匠の気楽家有楽(梅野泰靖さん)に稽古(けいこ)を付けてもらうのを自分の代わりに苦楽に頼む。目の悪い師匠には変装していけば分からないと苦楽を説得。その間、雅楽は一門の事務所に忍び込み、真打昇進のリストを盗み出す。そこに苦楽のライターを置いておいた。
苦楽がアパートに帰ったのを見計らい、雅楽は苦楽を訪ねる。新作を欲しいと最後の交渉をするが、苦楽は取り合わない。雅楽は悲し気に苦楽の喉をかき切った。雅楽はその足で苦楽が演じる予定だった老人ホームへと急ぐ。これで、苦楽は真打ちに昇進できないことを苦に自殺を図ったことになるはずだった。
だが、苦楽は「煮干し」を握り締めて息絶えていた。このダイイングメッセージを古畑は見逃さなかった……。
今田美桜さん主演で、3月31日にスタートする2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」。「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(191…
俳優の岡田結実さんが、生田絵梨花さん主演のNHKの特集ドラマ「天城越え」に出演することがこのほど、明らかになった。修善寺の置き屋「歌麿」で最上級に位置する遊女・菊乃を演じる。
松坂桃李さん主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)のキャスト総勢24人が3月23日、東京都内で行われた「TBS AKASAKA COLLECTION produced…
俳優の吉岡里帆さんが、松坂桃李さん主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)で御上(松坂さん)が担任を務める隣徳学院3年2組の副担任、是枝文香を演じている。是枝は「話の聞…
松坂桃李さん主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)で御上(松坂さん)が担任を務める隣徳学院3年2組の生徒役キャスト18人が3月23日、東京都内で行われた「TBS AK…