あの日、偶然そこにいて:1993年6月9日「世紀の結婚パレード」 映り込んだ人々のその後の劇的人生 一人は“体当たりリポーター”に?

徹夜で描いたという似顔絵を持ってインタビューに答える女性=NHK提供
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徹夜で描いたという似顔絵を持ってインタビューに答える女性=NHK提供

 歴史的瞬間や一世を風靡(ふうび)した社会的な出来事をとらえた映像に、偶然映り込んだ人々の“その後”を追うNHKのドキュメンタリー番組「あの日、偶然そこにいて」(総合)。6月12日午後8時からは「1993年6月9日 憧れの『ロイヤルウエディング』」と題して放送する。

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 今回の“あの日”は、1993年6月9日の「皇太子さま・雅子さまご結婚」。今から31年前、日本中が熱狂した沿道のパレードには20万人もの人が詰めかけていた。その中から、ほんのわずかな手がかりをもとに、気になる人物を徹底捜索。オフィス街でインタビューに答えていた女性たち、沿道で「徹夜で描いた似顔絵」を持って熱い声援を送っていた3人組の学生。さらには、日本各地で取り上げられた“あの人たち”は、どんな人生を送り、いま何をしているのか……。

 取材班の調査期間は約70日。名前も知らない人たちのその後の姿を、徹底した電話取材や地道な現地取材で追跡すると、思いもよらない劇的人生があり、一人は“あの体当たりリポーター”になっていた。

 番組予告には「1993年6月9日」「世紀のパレード」「その後の人生は…」といった文字が映し出されている。

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