渡部絵美:軍人の父とフィリピン人の母 周囲の反対を押し切り結婚 「気持ちが盛り上がったみたいで」 「徹子の部屋」で明かす

6月12日放送の「徹子の部屋」に出演した渡部絵美さん=テレビ朝日提供
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6月12日放送の「徹子の部屋」に出演した渡部絵美さん=テレビ朝日提供

 タレントの渡部絵美さんが、6月12日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。軍人だった父と、フィリピン人の母が、苦労しながら結婚したことを明かした。

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 渡部さんの父は、一橋大を卒業し、第二次世界大戦ではフィリピンで物資の調達を担っていたという。

 「父はフィリピンに行って母と出会いましたが、母の両親は『敵である国の人と結婚するなんて』ともちろん反対だったようです。それでも、愛情、恋愛の気持ちが盛り上がったみたいです」と周囲の反対を押し切っての結婚だった。

 戦争後、父は捕虜となった。「捕虜が送られてくる場所があったみたいで、母はそれで父を探して、見つかったらドライフルーツとか栄養があるものを送って。それで父は生き残ることができました」と語った。

 その後、日本に来日した母だが「当時の日本は食料がなく、すごく大変だったと聞きました」と苦労の日々が続いた。それでも、渡部さんがフィギュアスケートで活躍するようになると、「みんな国境がなくてもいいと。親戚一同、応援してくれました」と両家のわだかまりもなくなっていったことを明かした。

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