山下美月:乃木坂46卒業後、初のドラマ 7月期「降り積もれ孤独な死よ」で週刊誌記者に 「真実を暴くことだけが、正しさなのか?」

7月7日スタートの連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」に出演する山下美月さん=読売テレビ提供
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7月7日スタートの連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」に出演する山下美月さん=読売テレビ提供

 今年5月にアイドルグループ「乃木坂46」を卒業した山下美月さんが、7月7日スタートの読売テレビ・日本テレビ系の連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日曜午後10時半)に出演することが分かった。グループ在籍時からNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022~23年)をはじめ数々の映像作品に出演し、俳優として活躍してきた山下さんは、今作が乃木坂46卒業後初のドラマ出演となる。

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 ドラマは、講談社のアプリ「マガジンポケット」で連載中の同名マンガ(井龍一さん作、伊藤翔太さん作画)を、成田凌さん主演で実写化。一軒の屋敷から13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年、一人の少女の失踪をきっかけに、過去と現在の二つの事件の真相が衝撃とともにひも解かれる、スリリングなヒューマンサスペンスとなる。

 山下さんが演じるのは、灰川邸事件から7年後の2024年に発生した少女失踪事件を追う、「週刊文苑」の記者・森燈子(もり・とうこ)。原作マンガには登場しない、ドラマオリジナルのキャラクターとなる。

 山下さんは「この事件の闇に隠された謎を、記者として突き止めていきます。真実を暴くことだけが、正しさなのか? 今作のステキな脚本をいただいたときから、ずっと考えていました。事件の裏に隠れた家族の愛や罪も、全てを明らかにするのが記者としての正義ではありますが、それと同時に一人の人間として守りたいものも大切に演じたいです」とコメント。続けて「森の第三者の視点から、視聴者の皆さんと共に走りきりたいと思います。ぜひ楽しみにしてくださったら、幸いです!」と呼び掛けた。

 読売テレビの中山喬詞プロデューサーは「原作の素晴らしい設定に新しい時間軸を加えさせていただき、過去と現在で交錯する二つの事件。それらの真相を追いかける記者である森のキャラクターに関しても、原作の井龍先生と意見交換をさせていただき、真っすぐ信念と情熱を持った魅力的な人物になっていると思います」と、原作者との制作エピソードを明かした。

 山下さんは昨年、「舞いあがれ!」をはじめ5本の連ドラにレギュラー出演。今年も1月期のTBS系「Eye Love You」に出演した。今年11月22日公開の映画「六人の噓つきな大学生」で、グループ卒業後初めての映画出演が決定している。

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