降り積もれ孤独な死よ:最終回、ついに事件の真相が明らかに ラストの“手つなぎ”シーンに視聴者「最高すぎる」「いい終わり方」(ネタバレあり)

連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」最終第10話の一場面(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv
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連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」最終第10話の一場面(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv

 俳優の成田凌さんが主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)の最終第10話が9月8日、放送された。同話では、一連の事件のすべての謎が明らかになった後、冴木(成田さん)と花音(吉川愛さん)が再会するシーンが描かれ、視聴者の間で話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 最終話は、灰川邸で花音の前に健流(杢代和人さん)の母・陽子(長谷川京子さん)が現れ、花音は陽子に「私がここで、全部終わらせます」と告げる。そのころ警察は、優磨(カカロニ栗谷さん)の事故現場付近の道を後ずさりする陽子の映像を確認。五味(黒木メイサさん)と川相(野間口徹さん)は陽子の行方を追う。

 一方、冴木と森(山下美月さん)は、13年前に灰川邸で何があったのか、灰川(小日向文世さん)の日記で真相を知る。13年前、陽子から追い出されて灰川邸に現れた健流は花音を襲うが、マヤ(仲万美さん)が花音を守るために刺し、健流は転んで背中から倒れ、命を落としてしまう。駆け付けた灰川は、健流の死体を森の中に埋葬し、花音やマヤ、優磨以外には秘密にすることを決めるのだった。

 陽子は花音に、マヤから健流の死の真相を聞いたこと、マヤをビルから突き落としたことを明かす。花音は自らの死をもって陽子に償う意志を示し、包丁で刺されそうになるが、そこに冴木が現れ、陽子を説得しようとする。そんな中、瀬川涼(笠松将さん)も現れ、銃で陽子の腕を撃った。花音が止めようとするも、涼は再び陽子を銃撃。だが冴木が身を挺して陽子をかばい、自らが撃たれてしまう。

 血を吐きながら冴木は、花音と涼に、つながってきたのは暴力だけではなく、大事な誰かを守りたいという思いもずっとつながってきたはずだと訴え、花音に「生きましょう、一緒に」と手を差し出す。だが冴木は花音が手をとる前に倒れてしまい、陽子らは駆け付けた五味らに逮捕される……と展開した。

 その後、時が流れ、蒼佑(萩原利久さん)の墓参りをする花音が墓前で冴木と再会。冴木は、花音に「とりあえず歩きませんか」と提案し、「今までのことも、これからのことも、話す時間ならいくらでもある……生きている限り」と語りかける。花音も「そうですね」とほほ笑み、雪が降る中、2人は墓をあとにする。そして手をつなぎ、階段を下りていった。

 ラストの冴木と花音の手つなぎシーンに、SNSでは「最後に手をつないだの最高すぎる」「めちゃめちゃいい終わり方」「最後の手つなぎで私の涙も報われた」「このドラマでキュンとするとは」「最後に希望の光が見えてよかった」「手つなぎエンドにすべて持ってかれた」などのコメントが寄せられた。

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