オモウマい店:メニュー4700種、客「多すぎて分かんない」 Youtube登録、ワイン1本で各「料理1品無料」

7月2日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「スペインオムレツ」(350円)=中京テレビ提供
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7月2日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「スペインオムレツ」(350円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。7月2日の放送は、約4700種の料理メニューを誇る東京都江東区の居酒屋を紹介する。

ウナギノボリ

 地下鉄・東陽町駅から歩いて2分の店。分厚いメニューを開くと、韓国、ドイツ、ロシア、スペイン、中国など国・地域別のページや、ラーメン、パスタ、ピザ、カレー、ジビエ、帆立といったジャンル・食材で分かれたページも。最初は50種類くらいだったものがどんどん増え続け、現在は4700種類以上になった。メニューを見て「多すぎてわかんない」と困る客も。

 盛りが多いのも特徴で「スペインオムレツ」(350円)は卵を4個使用。名物の「一晩寝かせたラザニア」(580円)は、ホワイトソースとミートソース、パスタシートを5層重ね、その上に数種のチーズをかけ、オーブンで約20分。それを一晩寝かせ、自家製トマトソースや野菜をのせ、再びオーブンで18分焼き上げる。このほか、鶏モモ肉を赤ワインで煮込んだ「コック・オーヴァン」(880円)など、本格的なフランス料理が食べられる。

 仕込みから調理までほぼすべて1人でこなしている店主は、もともと経営側の人間で、最盛期には12軒の飲食店を経営していた。プロの料理人たちの働きを見ているうち、自らも調理法をマスターして現在に至る。

 「安物でいいからたくさん欲しい性格」と、メニューだけでなく、お皿やフライパン、包丁も大量に持っている。中でも、食材を保管する冷蔵庫は、この規模の居酒屋では考えられないほどの台数に上る。

サービス精神も豊富で、YouTube登録で1品無料になるほか、ワイン1本を頼むとさらに1品無料。一方、食品ロスが出ないように、余った食材や足がはやい食材をおまかせ料理に回している。どんな料理にも対応し、もうけも考えず、お客さんに還元している店主だが、唯一、多忙で「どうしてもできない」と語るメニューとは。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さん、ゲストに、タレントの櫻井翔さん、モデルの安斉星来さんが登場する。

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