ヤマトよ永遠に REBEL3199:福井晴敏の「最高傑作」 “最後の風景”が素晴らしい びっくり箱も

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつの様子
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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつの様子

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつが7月19日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、福井晴敏総監督らが登壇した。福井総監督は、インタビューや舞台あいさつで「3199」について「俺史上、最高傑作」と自信を見せてきた。脚本の岡秀樹さんは、今後の展開について「大変です。僕は2年前に福井さんの構想をいただいた。皆さんが、どんな気持ちで振り回されるかが分かります。福井晴敏!となるかもしれないけど、信じてください。最後の風景が素晴らしい!」と明かした。

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 福井総監督は「今回は仕掛けが多い。元々がびっくり箱映画だった。同じタイミングで開けても、知っているよ!と確認作業になる。『3199』ならではのびっくり箱を用意しています。いくつかのびっくり箱は第2章の早い段階で開けてしまいます」と語った。舞台あいさつは、桐生美影役の中村繪里子さんがMCを務め、ヤマトナオミチ監督も登壇した。

 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全7章で、第2章「赤日の出撃」が11月22日から上映される。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。

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