宮澤エマ:「マウンテンドクター」で山岳看護師役 体力強化のため「ジムに週5日通い、ひたすら“無限階段”」

連続ドラマ「マウンテンドクター」で宮澤エマさん演じる山岳看護師の鮎川玲=カンテレ提供
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連続ドラマ「マウンテンドクター」で宮澤エマさん演じる山岳看護師の鮎川玲=カンテレ提供

 俳優の宮澤エマさんが、杉野遥亮さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「マウンテンドクター」(月曜午後10時)で山岳看護師の鮎川玲役で出演している。7月29日に放送される第4話を前に、宮澤さんが役作りや見どころについて語った。

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 ドラマは、。山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品。長野県松本市を舞台に、杉野さん演じる山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を描く。

 先週の第3話では、1年前の落石事故で、亡くなった患者の遺族から医療過誤で訴えられながらも江森(大森南朋さん)が隠し続けた死の真相が明らかになった。

 第4話では、玲(宮澤さん)の祖父で鮎川山荘のオーナー、篤史(石丸謙二郎さん)が7年ぶりに開催した登山ツアーで、落雷事故が発生する。ある理由から山を嫌い、登山ツアーに反対していた玲は、恐れていた事態が起き、篤史に怒りをぶつける。MMT(マウンテン・メディカルチーム)の任務としてツアーに帯同していた歩(杉野さん)は、玲が山を嫌い、江森が山に復讐(ふくしゅう)を誓う理由を初めて知る……と展開する。

 宮澤さんは、役どころについて「昔の玲は、山荘の看板娘で笑顔の多い山ガールでした。でも、彼女の身に起きたある事故が、7年たった今でもトラウマになっていて、戒めから心を閉ざしています。なるべく山との関わりを遮断していましたが、4話でこのトラウマと向き合う場面があります」と語る。

 国内でも数少ない山岳看護師を演じるにあたり、「山岳看護師に認定されるためには、山岳医療の知識だけでなく、クライミングや登山技術、ロープワークも求められます。特殊でプロフェッショナルな職業のリアリティーを出すために、山岳看護師の方々の活動をSNSやYouTubeで検索して勉強しました」といい、体力強化のために「ジムに週5日通って、ひたすら“無限階段”というトレーニングマシンをやり続けていました(笑い)」と明かした。

 技術や体力作りだけでなく、「彼女の感情の揺れ動きや成長を、回を追うごとに表現していきたいです」といい、「山に潜む危険、思いもよらぬ事故や病気など、あまり知られていない世界が広がっていると思いますし、何より、山にまつわる忘れられない思い出やトラウマを持つ登場人物たちの人間模様にスポットが当たっているので、特殊な世界だと身構えずに楽しんでもらえたらと思います」とメッセージを送った。

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