マル秘の密子さん:密子の壮絶な過去が明らかに 福原遥の熱演に視聴者興奮(ネタバレあり)

連続ドラマ「マル秘の密子さん」第4話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「マル秘の密子さん」第4話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の福原遥さんが主演を務める連続ドラマ「マル秘の密子さん」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第4話が8月3日、放送された。福原さん演じる謎多きトータルコーディネーター、本宮密子の壮絶な過去が明らかになり、福原さんの熱演がSNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第4話は、運命の社長選目前の今井夏(松雪泰子さん)の前に、道楽夫の丈晴(山中聡さん)が現れる。家を出て以来、何年も連絡が取れなくなっていた丈晴は借金があるという。だが、九条開発の次期社長候補にスキャンダルは厳禁。夏が丈晴と籍を入れたままだと知った密子は、夏から丈晴を遠ざけようとする。

 そんな中、美樹(渡辺真起子さん)らにけしかけられた丈晴は、夏への憎悪をふくらませ、九条開発に乗り込んで夏に襲いかかる。暴れ狂う丈晴の姿を見た密子は、幼い密子の目の前で父親が酔って暴れる過去の記憶がフラッシュバックして、固まってしまう。

 一方、密子の素性を探る遥人(上杉柊平さん)は、幼い頃に親からひどい虐待を受けていた密子が、親に殺されかけた姉と共に児童養護施設に逃げ込んでいたこと、その姉は九条開発の元秘書で、火災事故で亡くなった小原鞠子(泉里香さん)だったことを知る。

 九条開発から出て行った丈晴の後を追った密子は、丈晴を拉致してナイフを突き付け、今井家に近づかないように脅迫する。だが丈晴は薄笑いを浮かべ、密子を挑発。再びフラッシュバックに襲われ、呼吸が徐々に荒くなる密子は、姉の鞠子の「助けて、みっちゃん」という声が聞こえてくる。密子は、持っていたナイフを丈晴に突き刺そうとし……と展開した。

 丈晴を刺そうとする密子を夏が間一髪止めた。そして、「こんなの、あなたの人生が台無しになるだけです」という夏に、密子は「もうとっくに台無しですよ」「あなたには、この痛みが分からない」と声を震わせて訴えた。なおも「私がいます」「あなたはもう、苦しまなくていい」と説得する夏に、密子は「そんなの、できるはずない……」と涙を流すが、夏に「一人で難しいというなら、私が支えます」「あなたが変われば、世界は変わる……そうでしょ?」と思いをぶつけられ、密子はナイフを捨てた。そして夏に、姉が火災事故でなくなった鞠子であること、事故の真相を探るためにうそをついて夏に近づいたことなどを明かした。

 フラッシュバックに苦しめられて丈晴を刺そうとする姿、涙を流して内面をさらけだす姿など、福原さんがこれまで見せなかった表情の密子を演じる姿が話題になり、SNSでは「福原遥のすごさ爆発の回」「遥ちゃんの演技に引き込まれてしまった」「遥ちゃん、お芝居の振り幅とんでもない」「今まで見ることなかったダークな福原さんが見られてすごくゾクッとした!」などのコメントが並んた。

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