藤原竜也:フジ連ドラ初主演 黒岩勉・脚本で“不可解な異常事件”を扱うオリジナル本格ミステリー 10月期“水10”「全領域異常解決室」(コメント全文)

フジテレビ10月期“水10”ドラマ「全領域異常解決室」で主演を務める藤原竜也さん(C)フジテレビ
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フジテレビ10月期“水10”ドラマ「全領域異常解決室」で主演を務める藤原竜也さん(C)フジテレビ

 俳優の藤原竜也さんが、10月期のフジテレビ系“水10”(水曜午後10時)ドラマ「全領域異常解決室」(10月9日スタート、初回15分拡大)で主演を務めることが8月16日、明らかになった。藤原さんがフジテレビ制作の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。黒岩勉さんが脚本を担当し、完全オリジナルで身近な現代事件と最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型の本格ミステリードラマとなる。

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 藤原さんが演じるのは、常識では考えられず、最先端科学でも解明できない“不可解な異常事件”を解決する、世界最古と呼ばれる捜査機関「全領域異常解決室」(通称:全決)の室長代理、興玉雅(おきたま・みやび)。みやびな雰囲気を醸し出し、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を生かして、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」など超常現象やオカルトの類の不可思議な異常事件を解決へと導くスペシャリストだ。

 脚本を担当する黒岩さんは、TBS系“日曜劇場”(日曜午後9時)で「マイファミリー」(2022年)、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年)などのオリジナル作を手がけてきた。演出は、フジテレビ系「リーガル・ハイ」(2012年)や「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」(2020年)などを担当した石川淳一さん。映画「赤羽骨子のボディガード」など映画監督としても活躍している。企画・プロデュースを担当した大野公紀さんは、報道記者として数々の事件を取材した異色の経歴のプロデューサーで、経験を生かしてリアリティーや深みを生み出す。

 藤原さんらのコメントは以下の通り。

 ◇藤原竜也さんのコメント

 --オファーを受けたときの心境は?

 事件に超常現象やオカルトなどが絡んでくると聞いて、自分自身とても興味があるジャンルだったので率直にワクワクしました。まさに僕にぴったりだと思いました! ドラマの世界観が独特で新しさも感じました。

 --台本を読んだ感想はいかがでしたか?

 身近なことを舞台にした現代事件でありながら、そこには不可思議な異常があるミステリードラマです。謎解きの面白さや事件の中のヒューマンドラマが魅力だと思いました。まだ、台本は数話しか手元にないのですが、独創的な世界観とスケール感で今までに見たことがない作品をお届けできるのではないかと思っています。

 --ご自身の役(興玉雅)については?

 興玉は、超常現象のスペシャリストです。圧倒的な知識と洞察力で、不可解な異常事件を解決へと導く専門家として活動しています。みやびな雰囲気をまとう一方で、浮世離れしていて、ちょっぴりシニカルな一面もあるキャラクターです。どこか世の中を達観したような部分もあり目が離せない存在だと思います。

 --放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージを。

 (脚本の)黒岩さんの世界に初めて入れることが楽しみです。しっかりとチーム全員で挑んで「全決」の世界を届けたいと思います。たくさんの隠れた設定も入っていますので、細かくチェックしながら見てください!

 ◇大野公紀プロデューサー(フジテレビドラマ制作センター)のコメント

 --本作について。

 全領域異常解決室とは、2022年に米国の国防総省で実際に作られた組織です。未確認飛行物体(UFO)を含む、“異常現象”に政府レベルで対応するという新しい専門機関になります。一方、日本では古くは災異や吉凶を把握するための組織が、さまざまな異常事態を対処してきました。そんな世界最古とも言えるような、“全領域”の“異常”を“解決”する捜査機関が令和の日本に存在したら……このドラマは、そんなところに端を発して作られた作品です。本作で扱う事件は、私たちの身の回りで起こるリアルな現代事件でありながら、人々の常識を超えたどこか不可思議なものになっています。最先端の現代科学では解決できない“不可解な異常事件”に挑んでいく、かつてないミステリードラマであり、エンターテインメントです。

 --主演・藤原竜也さんの起用について。

 このドラマの主人公・興玉雅は、あらゆる異常事件を解決に導く超常現象のスペシャリストであり、どこか神秘的な存在でもあります。この興玉というキャラクターが形作られていけばいくほど、“興玉は藤原竜也さんしかいない”、“藤原さんに演じていただきたい!”と強く思い、オファーさせていただきました。主演としてお迎えできることが決まり、この上ない喜びを感じています。唯一無二の存在感と見る者の心を震わす圧倒的な説得力。私たちの記憶に残る数々の名場面を作り上げてこられた希代の表現者が、このドラマでまた新たな姿を見せてくださることを思うと本当にワクワクが止まりません。ぜひ、ご期待ください。

 --放送を楽しみにしている視聴者へメッセージを。

 今、私たちの周りにはさまざまなエンタメがあふれ、中でも気軽に接することができるショートコンテンツも大変人気です。そんな中で連続ドラマは、毎話毎話物語を重ねて先の展開を楽しんでいただく、ある種時間のかかるエンタメなのかもしれません。しかし、本作は間違いなく連ドラだからこそ描ける作品になっています。初回だけで終わらない、回を重ねるごとに明らかになっていく事実と、脚本の黒岩勉さんが紡ぐオリジナルストーリーの圧倒的世界観。このドラマで描こうとしている奥行きを知っていただいたとき、本当に既視感のないエンターテインメントをお贈りできると思っています。これ以上はまだ言いたくても言えないのが心苦しいのですが、毎週水曜10時が待ち遠しくなるような作品をお届けします。ぜひ、ご覧ください!

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