松山ケンイチ:伊藤沙莉は「電池切れになっているところを見たことがない」 「虎に翼」“迷いのない演技”を絶賛

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で桂場等一郎を演じる松山ケンイチさん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で桂場等一郎を演じる松山ケンイチさん(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公・寅子(伊藤さん)の法曹界の先輩・桂場等一郎を演じてきた松山ケンイチさん。間近で伊藤さんの演技を見てきた松山さんが、伊藤さんの“すごさ”について語った。

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 松山さんは、主演として多くのシーンの撮影をこなす伊藤さんについて、「毎日撮影に励む状況だったと思いますが、“電池切れ”になっているところを見たことがないんです。それは本当にすごいことだと思いますね」と語る。

 2012年の大河ドラマ「平清盛」で主演を務めた松山さんは当時、長期間にわたる撮影の大変さを身をもって経験しているが、「電池切れになると役の方向性が迷子になったりするんですよ」と告白。

 その上で「それを修正したり、それすらも考えられなくなったりする状態を、僕は何度か経験しているのですが、沙莉ちゃんの演技を見ていると、そういった迷いがないように感じられて」と感心し、「朝ドラや大河のように、役の年齢や環境、立ち位置が変わっていく場合、年代に応じてそれぞれ演じ分けていかなきゃいけないのですが、沙莉ちゃんは迷いなく演じ分けていて、本当にすごいなと思いますし、体力があるなと驚かされます」とたたえた。

 最終回を目前に控え、ますます盛り上がりを見せる「虎に翼」。伊藤さんや松山さんらキャストの熱い“演技合戦”を、最後まで見届けたい。

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