俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）。10月20日放送の第40回の副題は「君を置きて」で、あらすじと場面カットが公開された。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　◇以下、ネタバレがあります

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

　第40回では、まひろ（吉高さん）の書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇（塩野瑛久さん）が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。

　中宮・彰子（見上愛さん）の前では、気丈に振る舞う天皇だったが、道長（柄本佑さん）の元に、占いによる不吉な予兆が報告されたことで、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。

　そこで彰子は、道長に対して感情をあらわにし……と展開する。