新婚さんいらっしゃい!:人間国宝を父に持つ歌舞伎界のホープと元芸妓の新婚さん ファンではなかった関係が結婚の決め手!?

1月5日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ
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1月5日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。2025年最初となる1月5日の放送は、歌舞伎界期待の女方・中村米吉さんご夫妻が登場する。

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 米吉さんは、人間国宝・中村歌六さんを父に持ち、親戚にも、人間国宝・中村吉右衛門さんや中村獅童さん、中村勘九郎さんや中村七之助さんらがいる。ファンからも「可愛すぎる女方」として愛される米吉さんの舞台に、まずは密着。大変身するまでの様子や、舞台上の可憐な姿、初舞台の写真(7歳)も公開する。

 普段は劇場で夫をサポートする妻。お客様へのあいさつなど、早くも板についているように見えるのには理由がある。15歳から10年間、京都で舞妓・芸妓だったという「白塗り族」カップルだったのだ。とはいえ、似ているようで全く違う世界の2人。恋に落ちるキッカケとなったのは、かなり意外な場所だった。

 やがて妻は夫の舞台へ通うようになり、交際に発展するが、妻は「ファンではなかった」と豪語。しかし、逆に、そこが結婚の決め手になったと夫は振り返る。

 1年間の遠距離恋愛を経て、妻は結婚に向けて東京へ。普段はよく食べ、明るく朗らかな妻だが、義父母の前では当初、借りてきた猫状態だった。しかし、あるとき、夫の両親と行った町中華で、突如、タガが外れる。「今まで猫かぶっていたんだね」と義母に指摘されるその一件以降、家族の距離がグッと縮まった。

 2024年5月に結婚。式場は東京・帝国ホテルで、ゲスト530人。席を回れば人間国宝という超豪華な挙式で「妻の夢をあまり叶えさせてあげられなかった」と夫は詫びる。

 当日は2人の「意外な一面を知る人たち」がVTRで登場。大人なイメージで亭主関白風の夫だが、妻とのオフの場面では、見ているこちらが赤面するような姿を見せる。最後は、サプライズで、32年前に梨園の妻となった義母から妻への直筆の手紙を紹介。胸打つ文面に、妻と夫が決意を語る。

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