べらぼう:初回視聴率12.6% 横浜流星主演25年大河 前年「光る君へ」下回る

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さんが主演を務める2025年のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第1回「ありがた山の寒がらす」が、1月5日に15分拡大で放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯12.6%、個人7.3%だったことが分かった。前年の「光る君へ」の世帯12.7%、個人7.5%を下回り、1963年以降の大河ドラマの初回としてはワーストの数字となった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第1回では、明和の大火から1年半、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜さん)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。

 ある日、松葉屋を訪れると、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花さん)から、朝顔(愛希れいかさん)に届けものを託される。しかし蔦重が、浄念河岸の二文字屋を訪れると、ひどく衰弱した朝顔の姿があった。

 吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんな中、吉原で付け火の事件が起き、騒然となり……と展開した。

 ドラマの“語り”の綾瀬はるかさんが演じる「九郎助稲荷(くろすけいなり)」が、江戸時代の花魁に化け、舞台の吉原について、スマートフォンを使って分かりやすく解説するなど、演出面も話題となった。

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