べらぼう:「本屋商売の“師”であり、業界最大の“敵”」 片岡愛之助“鱗形屋孫兵衛”が登場

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で鱗形屋孫兵衛を演じる片岡愛之助さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で鱗形屋孫兵衛を演じる片岡愛之助さん (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第2回「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』」が、1月12日に放送される。同回から、片岡愛之助さんが鱗形屋孫兵衛役で登場する。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 愛之助さん演じる鱗形屋孫兵衛は、大人向けの絵本・黄表紙「金々先生栄花夢」で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋(いまの中央区)や深川(いまの江東区)の地本問屋の主。蔦重(横浜さん)に初めて本格的な本づくりの仕事を任せるなど、商売の基礎を指南する。やがて蔦重が本格的に本屋業に乗り出すと一転、ライバル関係となり、激しい争いを繰り広げていく。

 「本屋商売の“師”であり、業界最大の“敵”」だ。

 第2回では、蔦重は吉原の案内本“吉原細見”で、吉原に再び人を呼び寄せる案を思いつく。

 細見の序文を江戸の有名人、平賀源内(安田顕さん)に執筆してもらうため、地本問屋・鱗形屋孫兵衛に相談にいく。自ら説得できれば、掲載を約束すると言われ、源内探しに奔走するが……。

 一方、江戸城内では一橋治済(生田斗真さん)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大な宴が行われ、御三卿の面々や田沼意次(渡辺謙さん)らが集まっていて……と展開する。

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