べらぼう:想像以上に「エグかった」唐丸の生い立ち…からの「歌麿」爆誕! まるでジェットコースター?「ストーリーが秀逸過ぎる」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第18回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第18回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第18回「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」が、5月11日に放送され、唐丸(捨吉、染谷将太さん)の壮絶な過去が明かされた。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第18回では、青本の作者を探していた蔦重(横浜さん)は、北川豊章(加藤虎ノ介さん)という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、ある考えが浮かぶ。早速、豊章を訪ねるが、長屋で出会ったのは、捨吉(染谷さん)と名乗る男だった。

 やがて捨吉の正体は、かつて火事のとき蔦重に助けられ、蔦重と一緒に暮らすようになるも、その後、姿を消していた唐丸であることは判明するが、蔦重の前で語られた“過去”は、実の母親によって七つの年の頃から体を売ってきたという壮絶なものだった。

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 また“あの火事”のときに、母を助けることなく一人逃げ出していた唐丸は「そもそも生まれてきたのが間違いだったんだって!」と自分を責め、そんな唐丸の過去を知る“向こう傷の男”=ヤス(高木勝也さん)と一緒に死のうと川に飛び込むも、生き延びてしまったを悪運ととらえ「助けちゃいけねえんだよ、俺みたいなゴミは。さっさとこの世から消えちまったほうがいいんだ」とまで口にする始末。しかし蔦重は「お前が生きててよかったとしか思えねえんだよ」と手を差し伸べ、「お前を助ける」と繰り返した。

 そして唐丸は、駿河屋の女将(おかみ)・ふじ(飯島直子さん)の機転もあって、人別(戸籍)も手に入れ、蔦重の義理の弟の「勇助」に。さらに蔦重からは画号として「歌麿」の名も与えられ……と展開した。

 SNSでは当初「唐丸の生い立ちが想像以上にすごすぎて」「幼い頃から体を売っていたのか…」「うわぁ…唐丸あの歳でもう……」「母の日にこれか~」「泣いちゃう」「今日は中々エグい内容」などの声が上がっていたが、終盤には「蔦重!!」「歌麿爆誕」「喜多川歌麿! 爆誕!!」と盛り上がったほか、「今回はジェットコースター並みに物語が展開してく」「歌麿爆誕までの伏線回収とストーリーが秀逸過ぎる」といった感想も書き込まれた。

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