鎌田實:「6月になったら77キロ」 バーベルを年齢と同じ数を持ち上げ鍛錬 健康づくりのカギは“女性” 「徹子の部屋」で

5月16日放送の「徹子の部屋」に出演した鎌田實さん=テレビ朝日提供
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5月16日放送の「徹子の部屋」に出演した鎌田實さん=テレビ朝日提供

 医師で作家の鎌田實(みのる)さんが、5月16日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。地域の健康を築いたことや肉体を鍛えるバーベルについて語った。

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 大学を出て長野県内の病院に赴任した。当時は医者が4~6人ほどの、患者も少ない病院だった。内科の外来で診察をして、夜になると八ヶ岳山麓の公民館に行き、脳卒中で死なないためになどの“健康づくり運動”について地域の住民に向けて話した。

 鎌田さんは「僕は子供の時代に貧乏で、いろんな人のおかげでご飯を食べさせていただいて、ご飯を食べに来ないかと言われるとすぐ行くんです。鎌田先生はご飯に誘うと来るらしいと村の評判になって、いろんな人たちに呼ばれるようになって」といい、食事の席で「地域を健康にしたい」と夢を語り、来週どこどこに講演に行くと話すと、一緒にお酒を飲んだ男性たちが「同級生がいっぱいいるから電話してやる」と広めてくれた結果、夫婦そろっての来場になるなど活動が広がっていった。

 「鎌田先生と女房たちは本気で地域を健康にしたいと思っている。男たちは余計な口出しをしないで、後ろから応援してあげよう」と男性陣が味方につき、地域は変わり出した。中には「いい医者は必ず1年たったら東京に帰っていく。嫌な医者は地域に残る。その医者(鎌田医師)はいなくなるんだから、そんなやつの言うことなんか聞かなくていい」という男性もいたものの、「女性たちが本気になって取り組んでくれたおかげでどんどん健康になっていったんです」と顔をほころばせる。

 6月に77歳になる鎌田さんは、バーベルで体を鍛えている。年齢と同じ数を持ち上げる。「今年6月になったら77キロのバーベルを上げようと思っています。妻は30キロから35キロのバーベルを担いでスクワットをしている」と夫婦そろって“”健康づくり”に取り組んでいることを明かした。

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