德永英明:リクエスト曲でセットリスト構成 全国ツアー東京公演の模様をWOWOWで来年1月2日放送・配信 ライブレポート公開

德永英明さん=WOWOW提供
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德永英明さん=WOWOW提供

 歌手の徳永英明さんが11月1日に昭和女子大学人見記念講堂(東京都世田谷区)で開催したコンサートツアー東京公演の模様が、来年1月2日午後7時からWOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。番組に先駆けて、同公演のライブレポートが公開された。

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 今回のツアーは「徳永英明 コンサートツアー 2025 ALL REQUEST」と題して、5月から12月にかけて27カ所31公演を実施。ファンからリクエストを募集し、その中からセレクトされた楽曲でセットリストを組んだ。

 昭和女子大学人見記念講堂でのツアーでは、1曲目は「翼の勇気」。1999 年発表アルバム「honesto」のラストナンバーだ。続く18枚目のシングル「僕のそばに」は透明感の強いラブソング。イントロから誰もの心をわしづかみにしたのは、デビューシングル「レイニー ブルー」。映画のワンシーンのような情景描写を見事に歌い上げると、切ない感傷が広い講堂を包んだ。

 コンサートは「VOCALIST」シリーズのコーナーへ。 「駅」 (竹内まりやさん)は、マイナーコードで構成されたやるせない男女のストーリー。 「やさしさで溢れるように」 (JUJUさん)は、純度の高いラブソング。 「誰より好きなのに」 (古内東子さん)は、複雑な恋心をつづったバラード。それぞれの楽曲の世界を、德永さんは歌で丁寧に紡いでいく。

 休憩後の後半。2003 年発表アルバム表題曲「愛をください」では、自らもエレキギターでリズムを刻んだ。華やかなポップチューン「あなたのために」では、舞台上手から下手へと動きながら、真っ直ぐな愛に情感を込めた。後半最後の曲は1990年にリリースされた大ヒット曲「夢を信じて」。アンコールの締めくくりは、德永さんの代表曲「壊れかけの Radio」だった。ステージ後方のスクリーンに歌詞が掲出され、オーディエンスと共に歌い上げた。

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