福山雅治:ラブソングへの熱い思い語る 「共感できる文化」も「家では歌わない」

NHKのドキュメンタリー番組「福山雅治 SONGLINE 歌い継ぐ者たち」の会見に登場した福山雅治さん
1 / 11
NHKのドキュメンタリー番組「福山雅治 SONGLINE 歌い継ぐ者たち」の会見に登場した福山雅治さん

 歌手で俳優の福山雅治さんが20日、東京・渋谷のNHKで行われたドキュメンタリー番組「福山雅治 SONGLINE 歌い継ぐ者たち」の会見に出席。番組ロケで文字を持たない民族を訪ねた福山さんは「歌で愛情を伝える」ことについて聞かれ、「僕の作品にもラブソングはありまして。あまりラブソング、ラブソング言うと“月9”(福山さんが主演するフジテレビ系のドラマ『ラヴソング』)の宣伝になってしまうのですが(笑い)。言葉にならない思い、言葉よりも伝えたい思いが歌になって作られていく、これはすごく共感できる文化だなって」とラブソングへの熱い思いを語ってみせた。

ウナギノボリ

 そんな福山さんは昨年9月に女優の吹石一恵さんと結婚し、大きな話題を呼んだが、報道陣から「(ラブソングを)家で歌ったりはしないのですが」との質問には「家では歌わないです」と笑顔交じりに話した。

 番組は、福山さんが世界各国に残る音楽のルーツに触れながら、言葉や人種の壁を超え、音楽の力で世界中の人々とつながり、音楽の誕生の謎に迫る大型シリーズ企画。25日放送の第1回は「人はなぜ歌うのか?」がテーマで、オーストラリア北部、先住民のアボリジニの聖地と言われるアーネムランドに暮らすヨルング族と、中国の南西部・貴州省に暮らす少数民族のトン族の独自の文字を持たない二つの民族を訪ね、歌を通じて交流した。

 福山さんは番組ロケで印象に残ったエピソードを聞かれると、オーストラリアの浜辺でワニの足跡を発見した時の話を挙げ「ワニが毎朝、上がってくる場所で、ワニがたくさんいるとは聞いていたのですが、そんなに近くにいるとは……。宿泊する施設もないので、テントに泊まるつもりで。帰らせていただきたいって、怖くなってしまった」と告白。

 またテントを張る場所は土手の上だったようだが、「ワニがここまでは上がってきませんって言われたんですが、ワニが土手まで上がってくる映像も見たことあったし、そういう話も聞いていたから、正直びびってしまった」とも明かしていた。

 「福山雅治 SONGLINE 歌い継ぐ者たち 第1回 人はなぜ歌うのか?」はNHK総合で25日午後10時に放送される。 

写真を見る全 11 枚

テレビ 最新記事