べらぼう:“大文字屋”伊藤淳史、わずか2週間でカムバック 初代&二代目は最初からセットでオファー「大変光栄」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でが二代目の大文字屋市兵衛を演じる伊藤淳史さん (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でが二代目の大文字屋市兵衛を演じる伊藤淳史さん (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の21回「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)」が、6月1日に放送され、伊藤淳史さんが二代目の大文字屋市兵衛役で登場。第19回(5月18日放送)で息を引き取り“退場”した初代に続いて二代目を演じる伊藤さんは「友人、知人に『大文字屋、死んじゃったね、もう、出ないんだね』という連絡をたくさんもらい、早く21話のオンエアを迎えてくれという思いで、2週間過ごして参りました!」と明かしている。

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 二代目は、初代の大文字屋市兵衛亡きあと、市兵衛が起こした女郎屋を継ぐ。お抱えの売れっ子花魁・誰袖が、身請け先のターゲットを田沼意知に定めたと知るや、誰袖とともに意知のひそかな政治工作に協力する。

 「大文字屋のオファーを初めていただいた時点で、二代目のオファーもいただいておりました。二代目も演じさせていただけること、大変光栄に思っております」と話す伊藤さん。

 「キャラクターの変化をどのように表現するか、とても悩みました」といい、「二代目は、視聴者の皆様が、ほっこりできるような、また、厳しさの中にある優しさのようなものが感じられる、そんなキャラクターにできたらと、思っております」と意気込む。

 また「『初代も二代目も、ほとんど一緒じゃん』と、思わせてしまったら、大変申し訳ございません!」と先に謝りつつ、「同一人物が、演じております。その点に関しては、どうか、皆様の寛大な心で受け入れていただき、まだまだ続く、蔦重の人生を、最後まで見届けてくださいますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます」と視聴者に呼びかけた。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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