タモリ:デパ地下で惣菜の量り売り、海苔缶のラッピングに挑戦 6月13日放送「タモリステーション」

6月13日放送の「タモリステーション」=テレビ朝日提供
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6月13日放送の「タモリステーション」=テレビ朝日提供

 タモリさんが司会を務め、多彩なテーマを深掘りするテレビ朝日の特番「タモリステーション」の新作が、6月13日午後8時~同9時48分に放送される。今回のテーマは、業績不振が報じられる百貨店業界の切り札「デパ地下」。番組の独自取材で、デパ地下の進化と戦略を分析する。

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 タモリさんが現地取材を実施。国内最大級の面積と売り上げを誇る伊勢丹新宿店(東京都新宿区)で“おもてなし”の極意に迫り、惣菜の量り売りや、海苔(のり)缶のラッピングに挑戦する。

 体験を終えたタモリさんは「量り売りは難しかったですね。店員さんはひとパック、ひとパック、彩りよく、美しく盛るんです。その細やかな気遣いが、客を楽しませるんですね。海苔缶の包装は缶がツルツルして滑るので安定せず、素人には至難の業。まさに鍛錬の賜物ですね」と感心しきりだった。

 番組では、デパ地下グルメの歴史も取り上げる。差し入れ定番のカツサンドや「イタ飯」ブームで人気を呼んだティラミス、健康志向の30品目サラダなど、デパ地下はトレンドの火付け役を担ってきた。その陰には、時代の変化を見据えた巧みな仕掛けがあった。

 収録後、タモリさんは「私も近くを通りかかったら、買うものがなくても、ひとまずデパ地下に寄りますね。歩いているだけで楽しくて、結局、何か買いたくなっちゃうんですよね」とコメント。「デパ地下の魅力はちょっとしたぜいたく。それも、手が届くぐらいの程よいぜいたく感を刺激してくれる。消費やブームというものが何たるか、デパ地下を見たらよく分かりますね」と語った。

 スタジオには、俳優の木村佳乃さん、業界紙「デパート新聞」編集長の山田悟さん、出店アドバイザーの福永輝彦さんが出演する。アシスタントは、渡辺瑠海アナウンサー。

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