ドラマプレミア23:特殊メーク写真の正体はトリンドル玲奈! 7月期「レプリカ 元妻の復讐」で主演

「レプリカ 元妻の復讐」で主演を務めるトリンドル玲奈さん(右)と特殊メーク後の姿(C)「レプリカ 元妻の復讐」製作委員会
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「レプリカ 元妻の復讐」で主演を務めるトリンドル玲奈さん(右)と特殊メーク後の姿(C)「レプリカ 元妻の復讐」製作委員会

 テレビ東京系の「ドラマプレミア23」枠(月曜午後11時6分)で、7月7日から新ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」を放送することが明らかになった。特殊メークを施した整形前のヒロインの姿が事前に公開され話題を呼んでいたが、正体がトリンドル玲奈さんであることも明らかになった。

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 原作は、タナカトモさん原作、ひらいはっちさん作画の同名マンガ(ゼノンコミックス/コアミックス)。子供のころから地味でおとなしかった主人公・藤村葵(トリンドルさん)は、同級生の花梨にいじめられていた。大人になってようやく自分を愛してくれる理想の男性・桔平と出会い、結婚。しかし、夫は別の女と浮気し、離婚を余儀なくされてしまう。しかも浮気相手は子供のころから葵のことをいじめていた花梨だった。さらに花梨の策略によって、夫だけでなく、仕事や友達まで奪われてしまう。復讐を固く心に誓った葵は、整形手術で顔を変え、体を変え、利き手までも矯正し、「伊藤すみれ」という別人になりすまし、花梨と桔平に近づいていく……。

 整形前の葵の写真が公開されると、SNSでは、「え!!誰!?」「雰囲気でなんとなくわかる!」といったコメントとともに、さまざまな俳優の名前も飛び交い、トリンドルさんも“有力候補”として名前が挙がっていた。

 監督は「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」(テレビ東京)などの本橋圭太さん、瀬野尾一さん、山下和徳さん。脚本を、映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」やドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」(テレビ東京・WOWOW)の吉田康弘さん、遠山絵里香さん、青塚美穂さんが担当。話題になった特殊メークは「ガンニバル」や「浅草キッド」などのAmazing JIROさんが手掛けた。

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 ◇トリンドル玲奈さんのコメント

 --脚本を読んでみてのご感想をお聞かせください。

 原作と脚本を同時に読んだのですが、 とにかく展開がスピーディーで、ページをめくるたびに予想外の出来事が次々に起こるので、夢中になって読みました。 自分が演じられると思うと、ワクワクが止まらなかったです! 原作の魅力もすごく詰まっている脚本だと感じました。

 --演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることをお聞かせください。

 整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、一人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています。 特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとても嬉しく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています。

 --撮影現場の様子はいかがですか?

 和気藹々(あいあい)としながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気で各々が作品作りに向き合っています。監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メイクや衣装チームの方々とも細かく相談しながら「すみれ」と「葵」という人物を作り上げています。

 --この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

 テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください。毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです。

 ◇原作:タナカトモさんのコメント

 「レプリカ 元妻の復讐」というマンガ作品がドラマ化という形で物語に新たな命が吹き込まれることに、心から感謝しています。キャストの皆様がそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の一人として、今から放送を待ちわびています。

 原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆様が織りなすドラマをぜひご体感ください。

 ◇作画:ひらいはっちさんのコメント

 「レプリカ 元妻の復讐」がドラマ化されると聞いて、とてもうれしく思うと共に「作中のキャラたちは、どんな風に表現されるのだろう?」と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております。

◆中川順平(テレビ東京 ドラマ制作部)
「不倫復讐」モノがブームです。中にはもう「お腹一杯」の方もいらっしゃるかも知れません。それでも「復讐」という禁断の想いは、誰もが多かれ少なれ共感できるものであり、それが果たされる時のカタルシスが人を惹きつけます。

 今回の復讐ポイントは、まず「女性VS 女性」。元夫だけでなく、生涯の仇敵である女同士の争いは、男女間のそれ以上に容赦なく過激なものになります。そしてもう一つのポイントが、「なりすまし」。顔、体、服装といった見た目だけでなく、立居振る舞いから、雰囲気までも変貌させ、まったくの別人として生きる人生を夢想した方も少なくないと思います。それと同時に「なりすまし」は、いつ正体を暴かれるか、という強烈なサスペンスを生み出します。

 原作は大人気コミックです。次の展開が気になって仕方なくなる中毒性を、ドラマでも漏らすことなく詰め込みたいと考えています。そして主演はトリンドル玲奈さん。天真爛漫でキュートなイメージですが、今回は、復讐という過酷な生き様をあえて選択、策謀を巡らせて相手を陥れる危険な女性という、イメージとは真逆の役に挑戦していただきます。これまで見たことのない「黒トリンドル」さんが披露されるでしょう。

 なお物語の中に外見の美醜に囚われた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。ぜひ、ドラマを最後までご覧いただき、本作のメッセージを感じ取っていただけると幸いです。七夕の夜にスタートする新ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」。どうぞご期待ください。

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