水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 後編
12月24日(水)放送分
藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。7月13日の放送では、夫婦互いに囲碁棋士というカップルが登場。夫婦にしてライバルで、結婚1週間後に初の直接対決を迎えた夫婦の日常に迫る。
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妻の藤沢里菜さん(26)は、現女流本因坊。小学5年生のとき、わずか11歳6カ月でプロ合格し、当時の最年少記録を樹立した。これまでのタイトル獲得数は、70人以上いる女流棋士のなかで歴代2位の26個。さらに、祖父と父もプロ棋士。一方、夫の横塚力さん(30)は、妻と同じく七段という実力者の夫婦だ。囲碁は男女混合戦が主流で、女子の大会はあるが男子のみの大会は存在しない。つまり2人は夫婦であり、同時にライバルでもある。
実は現在、囲碁界には26組の夫婦がいるが、2人そろって優勝タイトルを獲得しているのは相当な偉業だという。しかも、プロ入りが早い棋士の活躍が目立つ中、夫は大学時代の20歳でプロ入り。3年目にはリーグ戦入りし、三段から七段に「飛び級」した遅咲きの有望株だ。
「囲碁で食っていけているということは、相当稼いでいる? 世帯年収やばそう」とMC井上咲楽さんは疑問を抱く。妻は2024年賞金ランキング4位で、番組が調べたところ、その額3518万円だった。
出会いは、囲碁。初対面は20年前、夫が小学5年生、妻が小学1年生のときだった。翌年、囲碁大会の1回戦で2人は対局して妻が負け、夫はそのまま優勝。そのスピーチで夫は「1回戦は普通に勝って、2、3回戦は苦戦した」と、妻が今でも恨む失言をかましていた。
その後、2人はプロ棋士として再会。研究会などでしばしば会うようになり、試合で韓国に一緒に行く機会があった。その食事中、笑うタイミングが同じだと気づいた夫は、妻への好意を自覚した。妻は「話しやすいお友達」ぐらいにしか思っていなかったが、夫から毎日LINEでメッセージが送られてくるようになり、2人きりでの食事を経て交際がスタートした。
7年の交際期間を経て2024年11月に結婚。その1週間後、2人がプロになって初対決の機会が広島で訪れた。30歳以下の若手棋士90人が予選に参加した「広島アルミ杯・若鯉戦」。勝ち上がっていった2人は準決勝でぶつかった。別々の部屋に泊まり、連絡を取ることもないまま翌朝の対局を迎えた。結果、夫が勝利した。
夫はそのまま優勝。その優勝スピーチは「20年前とは違って謙虚」という妻に対し、「『準決勝では普通に勝って…』って言えば良かった」と夫が返すと、スタジオは大爆笑に包まれる。
ラストは妻の父、囲碁棋士の藤澤一就八段からリモートでメッセージが届いた。2人が「心に響いた」と語る、その内容はスタジオで。
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2025年12月28日 10:00時点
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